神に導かれし者・ジャンヌダルク・
神の声?確かに歴史の教科書には神の声が聞こえていてそれで戦争に勝利したとも言われている
あれってほんとなの?
ガブ「この世界はなんでもありだからね。そんな人が出てきてもおかしくないよ」
ジャンヌ「信じてくれるんですね。やはり神のおつげの通りです」
京香「神のおつげ?っていうのは何て言ってるの?」
ジャンヌ「えっと『神の声信じし者英雄となる。』というものです」
ほー。それでもあなたを信じる人なんて結構いそうな気がするんだけど
ガブ「この世界は残酷だからね。あまり皆人を信じないんだ。だから私たちが初めて信じてくれた人なんだと思う」
なるほど・・・・この人も大変だな
ジャンヌさんが言うには
私たちが加勢することで百年戦争に勝利をもたらすらしい
相手はイングランド。容易には勝てないらしい
そこで私はとりあえず特訓することにした
百年戦争まで後一週間。
ガブリエルは応援するだけ。やはり役にたたないな・・・・
残りあと一日となったときにジャンヌさんに呼ばれた
ジャンヌ「ついにこの日が来ましたね」
京香「そうですね。お役にたてるよう頑張ります!」
ジャンヌ「この戦争に巻き込んだこと、深くお詫びします。勝てたら皆で宴しましょう」
京香「何言ってるんですか」
私はジャンヌさんに安心させるように笑顔で答える
京香「勝てます。信じてください。弱気じゃ勝てるものも勝てませんよ!」
ジャンヌ「はい・・・・ありがとう・・・・」
そんな二人を見てガブリエルは安心したようにどこかへ行ってしまった
~百年戦争当日~
私は鎧をつけて剣をもち準備運動をする
やれやれ、死んで楽するはずがなんでこんな目に
だけど人の役に立つのは悪くない。
・・・・そういえばこれで死んだらどうなるの?
ガブ「死ぬというよりも戦闘不能になるだけだよ。そこは私直伝の魔法があるから大丈夫!」
めっちゃ心配だ・・・・(´・ω・`)
なんやかんやで戦場へとついた
もうすでに戦争は始まっていた。
色んな騎士達が戦い、やられ、立ち上がる
これが・・・・戦争・・・・
本物だ。昔は少しは戦争起きればいいのにとか思ってたのに
恐怖が私の中に襲ってくる
でも、闘わなきゃ。先には進めない!
私は戦争に参加しようとすると視界の端に何かが見えた
ジャンヌさんが物陰に隠れて怯えているのだ
ジャンヌさんは女性だ。無理もない
京香「ジャンヌさん?大丈夫ですか?」
ジャンヌ「怖い・・・・です・・・・」
どうやら足が震えて立てないらしい
困ったな・・・・
ガブ「ここは私にお任せください。京香さんは戦争に参加を」
京香「わかった。そっちも気を付けて」
そして戦争に参加しようとすると
「あなたの相手は私です。」
と空から声がした
見上げるとそこには宙に浮いている女性が
って、えぇぇぇぇぇ!?浮いてる!?
「私の名は田代結香。よろしくね♪京香ちゃん」




