真実の結晶
私は引きこもりだった
理由は簡単。私の机に大量の死ねなどの悪口が書いてたからだ
私はそれを見てなんとも言わず、そのまま帰った
周りからクスクスと笑い声が聞こえる
なんでこんなに悪者扱いされるのか
多分いじめっこを助けたからだろう
最近よくいじめをうけていて
反抗していたが正直もうめんどいな
ちなみに、そのとき私が友達につけられた名前は
心優だった。なぜか平林心優というフルネームもつけて
いや、私は鈴木京香なのに、あまりにも心が優しいということで
Twitterとかそこらへんの偽名にもつけていた
正直嬉しかったしね
そんなこんなで完全に居場所をなくした私は
帰路を辿っていく
今ごろうちの担任のじじい72歳はクビにされてるだろう
さてさてこれからどうしましょう
おとなしくひきこもりますか。
自殺もしたいけど・・・・うーん
そんなことを考えてると
道路にフラッと歩いてる女性
トラックが走っている
「危ない!」
私がそう言うとその女性は
ぎょっとビックリして立ち止まる
やばい!と私は直感し
その女性を突き飛ばす
それと同時にトラックが私をはねた
コロコロと私は転がる
右腕はちぎれていて
多分頭蓋骨もわれたかな
意識はあるのに感覚がない
私の視界に女性が入る
「なんで・・・・」
お礼も言わず、そんなこと言って棒立ちする
そのあと私は病院に搬送されたが
やむなく死んでしまった
多分、今思うと私はこの記憶から逃げていたのかもしれない
いじめられたことや、色々なこと
思い出したくなかったのかも。
けどいいんだ。こんなに私は優しかったのかと逆に安心したかも
誰がそんな都合のよい記憶にしてくれたのは知らないけどね・・・・
結香「今のがあなたの真相。分かった?」
京香「ということは私はあなたを助けたのですか?」
結香「えぇ、トラックは私が見えていなかったから、自殺と勘違いされてるわ」
京香「でも、それならあなたはなぜここに?」
結香「もう一度殺せば現実に戻せる。そうきいたから」
そう言ってうつむく結香さん
京香「戻さなくていいです。あそこに私の居場所は無いから」
そう言うとビックリしたようで、ギョッとこちらを見る
京香「私の居場所はここだと思うんです。だから殺さないでください。親切に戻そうとしてありがとうございました」
そう言って私は90度のおじぎをした
結香「・・・・どうなっても知らないわよ」
京香「はい。どんとこい!です♪」
恵比寿「それなら戦う必要もないだろう。一緒にいかないか?」
結香「ふん。足手まといにならないでね」
京香「そっちこそ!」
この過去話聞いたことある人いると思います。
詳しくは『あなただけの一番を』を読めば
わかると思います
まさかのそこで繋がるという笑




