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私のパートナーは役立たずのガブリエルでした  作者: 六道傑
集え!仲間たち!前編
14/67

最強の試練

彌生さんの案内で


ある場所につく私たち


「ごきげんよう。勇者さんたち」


すると電柱の上に立った


うちの姉鈴木燐がいた


薫「久しぶり~燐。俺たちの都合を押し退けるとはあいわからずだな」


彌生「『魅了』の陽咲さんは見つけられず、『吸収』の光さんは死んでいて私たち三人みたいですよ」


燐「あら。そうなのね。」


そう言いながらゆっくりと降りてくる姉さん


京香「ごめんね姉さん。私の都合に巻き込んじゃって」


燐「本当はいない可愛い妹の頼みだもの。大丈夫よ」


スチャッと着地して私の頬をさわる姉さん


燐「頼みを聞くのはいいけど、あなたの実力を見たいわ。少し彌生と戦ってくれない?」


彌生「なんで私!?」


えぇぇぇ!?この人と戦うの!?


確か姉さんの次に強いんじゃ・・・・


彌生「そうとなれば急がば回れ!いざ尋常に勝負なのじゃ!」


薫「それをいうなら善は急げだろ」


私の言い分は全然聞かず


彌生さんは私に襲いかかってくる


私はとっさに剣を抜き、彌生さんのパンチを全て防ぐ


彌生「どうしたー!守りだけじゃ勝てないぞ~♪」


な、なんか、どんどんくる振動が強くなってる気がする!


薫「前に言ったろ。それが『攻撃が当たれば当たるほど強くなる』能力者、強化の彌生だ」


ということは守るのじゃなく避けろってこと!?


無理無理無理!


彌生「さすが我の力!まだまだ味わうとイイ!」


京香「結構です!」


私はそう叫んでとりあえず彌生さんから少し距離を置く


そして私は剣を天に掲げる


京香「(いかづち)よ!私に力を貸して!フリーダムボルト!」


ジャンヌさんと戦ったときの技!


これなら少し勝機があるはず!


京香「いっけぇーー!」


ガン!と変な金属音がした


私のフリーダムボルトは


姉さんの人差し指と中指の間だけで止められてしまったのだ


燐「そこまでよ。京香」


京香「え?な、なんで?」


燐「あなたの実力は分かったわ」


そう言うと彌生さんはもうおしまいかと


肩をすくめる


私の技が簡単に止められたことに


すごく落ち込んでいると


燐「あなた、ここの中では最弱ね」


そんなことを言ってきた

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