次男(猫)の話。
ちょっと、不快に感じるかもしれません。
世の中には色んな人がいます。
次男。ちなみにオカマさんです。
茶虎。地域によっては赤虎なんて呼んだりするシマシマな猫です。夕焼けのようなオレンジ色にクリーム色で見事な虎柄が入っている彼は、我が家シリーズきっての問題児でもある。
彼に出会った時には、すでに彼は成猫に近い状態で、立派だった。
そりゃもう、見事な虎柄で顔もぱっちりした目と丸顔でイケニャン(イケメンにゃんこ)または、びにゃんし(美男子の猫版)とも呼べる猫だった。
実際見た目ではダントツだった。
みんな、「綺麗だ。」とか、「顔はいい!」とか言って見てたけども、引き取るとは誰も言わなかった。
彼は元野良猫。保護された時は小さかったらしいが立派な人間嫌いな猫に育っていた。
譲渡会で一回引き取られたけれど、返されたらしい。
さんざん、説明したのに「大丈夫、大丈夫。」と、見た目で気に入って連れ帰ったその人は、3日目で「野良猫飼ってるみたいでいやだ。触れないし、威嚇するし、返します。」と、連れてきたらしい。
ちなみに、この話は引き取ったあとに聞いた気がする。結構前の話だから曖昧だ。
だって、その時、私は次男が可愛くて可愛くて仕方なかったからだ!
ここで発揮される動物変態の力。
猫らしい猫!威嚇したっていいじゃない。だって、猫だもの!
状態だったわけで、そんな動物変態が遭遇初日に「引き取ります!」発言。
はじめは説明者も驚いていたけれど、
「二匹ほど、娘がおりまして!長女もなかなかクレイジーな子でした!大したことありません。」
発言を聞き、
「真の猫好きと認めよう。」
みたいな、感じで次男がうちにきたのだった。
当時の私はホワイトタイガーにどはまりしていたもので、次男のシマシマに一目惚れしたりしていた。
この次男、なかなかの曲者だとのちに発覚するのだけれど、その時の私はまだ、知らなかった。