身体に宿した神
また新しく書いてみちゃった。
俺敵もちゃんと書いてますよえぇ
『神々の戦争』・・・・それは世界中の神々が大きな戦いが起こった歴史・・・そしてその神々は魂となり転生し、人々の身体に宿した・・・・そしてそれを皆こう言う・・・・『化神』と・・・・
一人の青年が町をぶらりと訪れた。
その青年は白髮で緑と黒のオッドアイで肩にモフモフしたのが付いている緑のジャケット、青のジーンズを着て片手でリュックを担いでいた。
「へー・・・ここが『ピースフル』ねぇ・・・結構いいところだなぁ・・・・」
そして「宿は何処だろー」といいながら歩き始める。
すると突然爆発が聞こえた。
「!・・・・もしや」
青年が爆発した場所へ行く。
「うわー!魔物だ!」ダダダ
「にっ・・・逃げろー!」ダダダ
魔物・・・それは『神々の戦争』の終わりから突然出てきた者、数々の種族が出てきていて噂では神々がこのような姿になったとも言われている。
今、村の人々が目の前の怪物に逃げていた。
『グオォォォォォォ!』
巨大な胴体に一本角が生えた一つ目の怪物『サイクロプス』が町を破壊しようとしていた。
「あ・・・あんな怪物に立ち向かえるなんて無理だ・・・・・ん?」
一人の村人が落ち込んでると、青年が横切る。
「ちょっ!?あんた!そこ危ないよ!でっかい魔物がいるんだよ!」
っと呼び止めるが・・・
「あぁ・・・・大丈夫ですよ・・・・僕、結構強いから」
っとなにげに自信満々に言い、魔物へ進む。
「えぇー・・・」
唖然とする村人。
そうして青年がサイクロプスの前に立つと片手で担いだリュックを置いた。
「さーて・・・いっちょ頼むよ・・・・相棒・・・・」
『グオォォォォォォ!』ブゥン!
サイクロプスが青年に向かって拳を振るう。
すると青年は・・・・
「来い!『オーディン』!」バシュゥ!
バァァァァンッ!
青年の影から全身緑のとんがり帽子に体を覆うマントの何かが出てくる。
そしてそのあと影から飛び出してきた何か・・・『オーディン』はサイクロプスの拳を相殺する。
『ぐぅお!?』ドタッ!
『・・・・・』フゥオ
サイクロプスはバランスを崩す。
オーディンは下がり青年の近くで留まる。
『グゥゥ・・・・』
再び体制を立て直したサイクロプス。
そのあと青年はオーディンに何か言う。
「オーディン!」
『!』
「僕に力を借りて!」
『・・・・』コクッ
その青年の問いに答えるオーディン、すると・・・・
「ふっ・・・・いくよ!『武神装着』!」ブォォォ!
オーディンが分裂し、青年にその分裂が装着される。
緑のとんがり帽子に腰の緑のマントが装着され全身が緑と黒の配色に代わり見た目が大きく変わる。
「・・・・・・」ブゥン!
青年は緑白なエネルギーの槍を出し、構える。
『グゥゥ・・・グオォォォォォォ!』ダッ!
サイクロプスは再び青年に向かって拳を振るう。
「・・・・・」スッスッ
っと青年は軽々とサイクロプスの攻撃を避ける。
「すっすげぇ・・・・」
「何者なんだあいつ・・・」
っと隠れながら見つめる村人達。
「ふぅ(ストッ)・・・・さて・・・・・もういいかな?僕は早く宿屋で寝たいし・・・・」
『グオォォォォォォ!』ブゥン!
っとそれに反応したのか、さっきとは違い大きく振りかぶって殴る。
それに対応して、青年が槍を回転する。
「はぁぁぁぁぁぁ!」ギュォォォォォ!
するとどんどんでかくなっていき、それをサイクロプスに放つ!
「『グングニル』!」バキューンッ!
放った槍がサイクロプスの拳ごと貫通する。
『グオォォォォォォ!?』ドシンッ!
「「「すげぇ!?」」」
どてっ腹に風穴を開け、そのままサイクロプスは倒れる。
「ふぅ・・・・とんだ労働だった・・・・」フォン
っと元の服装に戻る。
すると村人の一人がお礼を言う。
「すっ・・・素晴らしいです!私たちの村を救って頂いて!何かお礼を・・」
「ん?(ヒョイ)・・・・あぁいいよ別に僕、偶々いただけだから」
「いえいえ!それでも村を救ってくれたのですから、何かお礼をさせてください!」
「うーん・・・・・別にお礼とかいらないけど・・・・あっそうだ!ここの宿屋を紹介してくれない?」
「えぇ!えぇ!でしたらご案内しましょう!私たちの村でいい宿屋を!」
「いや普通の宿屋でいいんだけど・・・・・・」
っと冷や汗を少しかく。
「あっそれと、一ついいですか?」
「ん?何?」パサパサ・・・
リュックに付着した土を払いながら聞く。
「お名前はなんて呼ぶんですか?」
「うん?名前?・・・・・『ステイ』だよ」
そうして魔物『サイクロプス』を倒した青年・・・・『ステイ』は村人の感謝のお礼を渋々受けとることになった。