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目付きの悪い学生
どうも、私です。
FORTEさんという方が書いた小説の登場人物、ミコト君についてのお話です。
是非本編を見てからの閲覧を推奨します。
目付きの悪い学生がいた。
睨んではいない、しかしどうも睨んでいるようにしか見えない。
可愛げも無く生意気で協調性も無くネガティブで、
何の取り柄も無い青年だった。
そんな青年が、ある日を境に変わった。
豹変してしまった。
誰かが後悔した。
遅かった。
青年は巨大な剣を薙ぎ、何かを払った。
掃討された何かが呻き声を上げた。
青年はそれを見ることもせず、揺らめく街に消えた。
「おにーさん。」
スペードのタトゥーのようなものが消える。
そして青年は深く微笑んだ。
目の前で珈琲を飲んでいた、憧れの存在に。
みじっけーなwww