ハーフリング
エルフやドワーフ程メジャーではないが、人間に友好的な種族として出現する種族である。
1.現在のハーフリング像
・足の裏に毛が生えており、皮が厚く固く、長距離の歩行に適した形になっている。また、足が速く短距離を走る事も得意である。
・一つ所に留まる事が苦手で、様々な所へと旅をする事を好む。
・背は小さく、人間の子どもと同じ程度である。
・若いままの容姿を保つことが多く、比較的歳を取るまで子どものような容姿の場合がある。
・手先が器用で、罠の解除を得意とする。
・種族的には陽気で気楽な性格である事が多い。
2.ハーフリングの来歴
原点はロード・オブ・ザ・リング(邦題:指輪物語 著者:J・R・R・トールキン)とされる。
作中ではハーフリングという言葉は、作中の主人公の種族である「ホビット」の別称として使われている。
言葉の由来は「人間の半分の大きさ」である。
ホビットと言う種族は現在よく知られているハーフリング像とほぼ似通っているが、旅は好まず、どちらかと言うと農耕や牧畜等の牧歌的な暮らしを楽しむ種族であった。
とあるゲームで「ホビット」という種族を作中に登場させようとした際に、この言葉がJ・R・R・トールキンの権利表記に引っ掛かって使えなくなってしまった。
そこで、代わりにホビットの別称として使われていた「ハーフリング」が使われた事で、現在多くのファンタジー世界にハーフリングが出現するようになった。
「ホビット」を祖とする種族は多く、他の有名どころでは「グラスランナー」という種族が存在する。
以上でハーフリングについての説明を終える。
一点、この文章に書いた内容はあくまでも現在のハーフリング像と、そのハーフリング像の由来を記載しているのみで、それ以上の事を語る物では無い事を覚えていてほしい。