天使
天使。英語ではエンジェル。現代社会を舞台にした作品でもよく出てくる種族の一つ。
1.現在の天使像
・その世界における「神」に仕える種族。
・容姿は背中に白い翼が生えた人間。
頭の上に輪っかが付いている事も。(通称:天使の輪)
・翼の数は大体が1対くらいだが、力のある天使ほど
翼の数が増える時もある。最多で4対くらい。
・正義感が強く、法を順守する者が多い。
・天界と呼ばれる別世界に、神と共に住んでいる。
・悪魔や魔族は天敵で、種族自体を嫌悪している。それ以外の種族とは友好的である。
・「神」を盲目的に信じている場合がある。
この場合、「神」を信じない他種族を見下し、
また「神」を信じるように洗脳してくる事も多々ある。
2.天使の来歴
原典は言うまでも無く、一神教(主にキリスト教)における
唯一神に仕える天使達である。
神の言葉を人間に伝え、道を間違わないように人間を見守り、
時には悪魔やドラゴンと戦う存在の総称である。
天使自体は非常に多くの事を語れる存在である。
宗派によって同じ天使でも見方が違い、存在しない天使や悪魔認定されている天使もいるとか、
人間が天使に昇華する事もあるとか、
そもそも天使は人間に仕える守護霊のような存在だとか、
天使の9階級や四大天使・七大天使の存在とか、
神に反旗を翻し、自身が神になろうとした末に敗北して悪魔となった堕天使など、
語れる事が多過ぎて、簡素な説明で済ます事が逆に難しくなるレベルである。
ファンタジー世界で採用される事が多い天使の設定は、
こういった宗派によって認識が違う、論争となる部分を大きく削り、
「天上に住む、神の配下」としての側面を強く押し出す事で、
分かりやすい一種族として落とし込んだ、という形である。
以上で天使についての説明を終える。
一点、この文章に書いた内容はあくまでも現在の天使像と、その天使像の由来を記載しているのみで、それ以上の事を語る物では無い事を覚えていてほしい。