精霊
1.現在の精霊像
大まかに分けると、2パターンが存在する。
パターン1
・どこにでも存在する不可視の存在。見る事ができる種族は少ない。
・魔法が得意な種族との相性が良く、逆に人間とはかなり悪い。
・発光する球体として描かれる事が多い。稀に、小人のような姿で現れる事も。
・自然と共に生きている為、自然が無くなると弱る。
また、自然を破壊する存在に対して怯える事が多い。
パターン2
・世界中の炎や水などを司る、一種の神のような存在。
・世界の始まりから永遠に生き続けており、ずっと世界を見守っている。
・人間に近い容姿である事が多い。
・精霊から力を貸してもらえる存在は稀有であり、
またその力を行使する場合は
世界でもトップクラスの能力者になれる場合が多い。
・炎、水、風、土を司る精霊が有名である。
他に、光や闇、雷、氷など、様々な魔法の属性を持った精霊が出現する。
2.精霊の来歴
精霊信仰という言葉で表されるように、精霊という概念は古くから世界中に存在する。
全ての物には魂(気・精霊など)が宿っているという考え方で、
日本でも、八百万の神として信仰されている。
パターン1の精霊は、こちらの発展形である。
また、精霊には「四大精霊」という物が存在する。
これは前述の精霊信仰とは別の考え方で、
世界は四つの元素で構成されているという考え方の元、
その四つの元素を象徴する存在を指す。
具体的に、炎のサラマンダー、水のウンディーネ、風のシルフ、土のノーム。
これらを指して四大精霊と呼ぶ。
四大精霊の概念がゲームに取り込まれ、魔法の属性の数だけ、
それを象徴する精霊がゲームの中で描かれるようになる。
これがパターン2の精霊である。
以上で精霊についての説明を終える。
一点、この文章に書いた内容はあくまでも現在の精霊像と、その精霊像の由来を(独自解釈だが)記載しているのみで、それ以上の事を語る物では無い事を覚えていてほしい。