ホムンクルス
漢字では人造人間と書く事が多い。
1.現在のホムンクルス像
・主に、魔法的な力を含めて作られる、人間を模した知恵のある生き物の総称。
・見た目は人間とほぼ一緒である。
・能力は人間とほぼ変わらなかったり、
人間を遥かに超える能力を保有していたりとまちまちである。
・種族の性質上、出生に関する部分が物語のキーとなる事が多い。
・大抵の作品で、この種族の作り方は禁忌の技術とされる。
2.ホムンクルスの来歴
出展は錬金術※。
フラスコの中でしか生きられないが、
生まれながらにして全てを知る存在である。
本来の設定は創作物に向いておらず、大抵の場合で無視される設定である。
世界でも類を見ない、「人間によって作られた生物」という神をも恐れぬ種族は、
錬金術の名前と共に世界に広がり、様々な娯楽物の中で、錬金術と共に描かれる事になる。
以上でホムンクルスについての説明を終える。
一点、この文章に書いた内容はあくまでも現在のホムンクルス像と、そのホムンクルス像の由来を記載しているのみで、それ以上の事を語る物では無い事を覚えていてほしい。
※古代から中世にかけて、世界中に広まっていた技術。
最終的な目標は、人間が真理へと辿り付く事。
その過程で様々な技術が発展し、火薬や硝酸等の発見があった。
また、人間を不老不死に変える「賢者の石」、様々な病気を治癒する「エリクサー」、
無限の象徴「ウロボロス」なども、この錬金術が元である。




