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2 名前
何かに当たった。
ふと狼がそっちをみると、何か良くない物が浮かんでた。
それは、円盤状の物だった。
「悪魔?!これが?!」
狼男はそれに触れると、景色が曲がって声が聞こえた。
「そちは妖怪なのだ。」
「オレが妖怪?何ですか?」
「ならば妖怪たちに会いに行くといい。とにかく嗅覚で探せ。」
悪魔は消える直前に言った。
「おまえの、名前はフォルトだ。」
狼になって、嗅覚で悪魔の言う目的地までまた走った。
森を走ってたら、晴れた所にでた。
夕日が綺麗だった。