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幕間:友崎勝

Qできれば早く投稿したい、と言ったのは誰ですか?

Aはい、私です。申し訳ありません。


マジでモチベが……

できるだけ頑張ります。



俺の名前は友崎勝。

なんの変哲もない一般の高校に通う高校一年生だ。


俺は今、今までで1番だと確信して言える波瀾万丈な夏休みを送っている。


ところでexistence onlineというVRゲームを知っているだろうか。


そうそう、あの超人気なゲームだ。


俺はそんな人気ゲームを俺の友人と一緒に始めた。

1人目は赤城透。

こいつは運動と勉強ができる完璧超人だ。

だが、自分の興味持ったことには子供みたいにはしゃぐ面白いやつ。

2人目にしてことの発端がこいつ、間宮海樹だ。

まぁ、ことの発端とは言っても意図したことじゃないんだけどな。


βテスターに運よく選ばれた俺は例として送られたexistence onlineを海樹にあげ、もともと買っていた透と3人で初日からプレイすることになった。


ここでだが早速問題が発生。

海樹、キャラクターが美少女になっていたのである。

もちろん海樹の性別は男。

急に話しかけられた時は本当に驚いたぞ。


女装とかそう言った趣味があるのかと思ったがそうではなかった。

なんとこいつ、説明をよく読まずに急いで始めたらしい。

このゲーム、男性と女性にそれぞれ補正がかかっているのだ。

男性は攻撃、女性は防御に補正が入る。

海樹は防御に補正を入れたいため、女性型となった、といっていた。


だがしかし、いくらなんでも防御に補正を入れるには女性にしなければならない、なんてゲームがあってはたまらない。

もちろんその後に性別を変更できるのだ。


まぁ、要するにそれを見逃して始めてしまったということだ。

一度キャラクターを作ったら再設定はできない。

一度消して新しく作り直すこともできるがこいつは運がいいのか悪いのか全くわからんな。

よりにもよってたった1人しか手に入れることのできないユニーク種族、職業を手に入れたのだ。


本当にどうしてこうなるんだろうな。

教えた時にあいつが絶望した顔はめっちゃ面白かった。


とまぁ、ここまででも盛りだくさんだが本題はここからだ。

今までのことは運がいい、説明をよく読まなかった、など少し強引でも納得できた。


だがこの次は本当に分からない。


リアルでも美少女になりやがったのだ。

いやもう自分でも何言ってんのか分からない。

本来あり得ないことなのだから。


でも今実際に起こっている。

……というか実際に会っている。

なんどか頬をつねってみたが痛かった。

話してみてもいつもの海樹と同じ雰囲気だった。

まさに姿だけが変わった感じだ。


ゲームをやめたら自分がゲームのキャラクターと全く同じ姿になっていて驚いたところに俺と透が来る……

マジでこれは申し訳ない。


今のあいつを一言で言うとすれば……


かわいい


これに尽きるだろう。

正直に言って下手なモデルよりも可愛いと思う。

まぁ、だからといって中身海樹ってしってる俺は何にも思わないんだけどな。


……透は別だろうが……

こう言った話題はあいつが真っ先に飛びつくものだからな。

ま、さすがの透も今回のヤバさはわかっているだろうから大丈夫だろうけど。


大丈夫……だよな?

うん、一応念押ししておこう。


「ん? なんだ? 海樹からの連絡? どれどれ?」


 は!? あいつもうアクレイアまで言ったのかよ!?

そんでダンジョン攻略ぅ!?

あいつ早すぎるだろ!

しかもなんか連れがあるらしいし……


なんか俺が知らない間にめっちゃ進んでる……

とりま今行くっと。


よし、じゃあ行くか!



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[一言] 幕問X 幕間◯ タイトル部分です(´・ω・`)
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