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プロローグ



砂漠が広がる荒野、そこには光となって消えていく数十人の遺体と四人の姿があった。


一人目は、尻もちをつきながらて必死に命乞いをする男。


「お、お願いだ! 命だけは助けてくれ! 金ならいくらでもやるから! 頼む!」


身なりも豪華だし、確かに金は持っていそうだ。

もうちょっと、あと少し! と言い続ければかなりの額を奪えるだろう。


「……と、いってるがどうする? コイツ」


二人目はそれに反応してもう二人に問いかける男。

軽そうな口調で言ってるが、その実持っている剣をその男ののど元に当てている。


一人の男は


「ブルーウッドに任せりゃいいっしょ。どうせそのつもりだろうし」


と、半ば投げやりにそういった。


そして最後、ブルーウッドと呼ばれた女は

うーん、そうだなぁ……と悩むそぶりを決めた後、よし、決めた! と言いながら尻もちをついている男にやさしく話しかけた。


「ねぇねぇ、もしかしなくても君ってユニークアイテム持ってる?」


第三者からしたら怪しすぎる質問だが、いまにも殺されそうになっている男はそれに気づかなかった。

逆に


あれ? なんで俺殺されてないんだ?


と困惑している始末である。

これで「持っていない」といえば金を払って殺されるだけで済んだのだが、困惑している男がそこまで考えられるわけがなく


「も、持っているが……それがどうした?」


と、馬鹿正直に答えてしまった。

それを聞いたブルーウッドは嬉しそうに爆弾発言を投下した。


「じゃあ、そのアイテムくれる?」


「……は?」


男は言葉の意味が理解できなかったようにそうつぶやいた。

いや、理解はしているのだがそれを信じられないといって様子だった。


「ユニークアイテム……は? ユニークアイテム!?」


「そうユニークアイテム、頂戴?」


「……」


男は驚いた様子で言葉が出なかった。


数分後


「あぁぁぁぁぁぁぁぁ! 俺のユニークアイテムが!!!! 金なら! 金なら全額やるから! ユニークアイテムだけhーー」


男はそう泣き叫びながら光となって消えた。

ブルーウッドがそれを満足げに眺めていると、二人の男が話しかけてきた。


「お前は相変わらずエグイことするな。まぁもう何回も見てるけど」


「少しかわいそうじゃないか? ユニークアイテムを奪うなんて。このゲームをプレイしてたった一度見れるか見られないかってレベルのものだぞ? いわば自分の一番大切なものを奪われたようなものだ」


二人がそういうとブルーウッドは不満げに言った。


「いや、でも二人だって俺のやること止めなかったじゃん。それにあいつらはPKプレイヤーキラーだぞ? アカウント削除で二度とこのゲームやれなくなるよりはましじゃないか?」


「うーん、まぁそれもそうか。っていうか俺ら三人に挑んでくるのってこれで何回目だ?」


「たぶん五回目じゃない? 大体数十人で挑んできて俺たち三人にボコられて金かユニーク、レアアイテムを奪われて終わる」


「さすが『PK狩り』。ところで俺たちが持ってるのはどれくらいだ?」


えーと、と指を折りたたみながら数えるブルーウッド。


「ユニークが4、レアが50、金が5、6億くらいだな」


「これ絶対それのせいじゃん」


剣で押さえていた男がそれを聞いて言った。


「ま、これから襲われても負けるつもりはないがな」


「おう、当たり前だ」


「ユニークアイテムを奪われてたまるか」


「お前は本当に現金だな」


「なんだ? おまえら喧嘩売ってるのか? 俺はきっちり買うぞ?」


「まさか、ブルーウッドらしいなってことだよ」


「だな」


「なんだよそれ」


荒野にはブルーウッドの声が静かに響いた。




ーーーーーーーーーーーーーーーーー




人類の科学技術が発達し、仮想現実……VRが実現したことで人類の娯楽が一つ増えた。


それは、フルダイブ型VRゲームである。


まるで自分が実際に行っているように思えるVRゲームは爆発的な人気を誇り様々なジャンルのゲームが作られた。

その中で圧倒的な人気を持つジャンルがVRMMO。


そしてそのVRMMOというジャンルのVRゲームの中で頂点に君臨しているのが


『existence online』


である。



自分だけのオリジナリティを証明せよ



というモチーフで作られ、


圧倒的なグラフィック

人間と思えるほど高性能なNPC

三千万人が同時接続してもラグひとつ起こさないシステムの完成度


さまざまな要素で神ゲーと呼ばれている。


だがその中で最も強力な魅力が「オリジナリティ」である。


なんとexistence onlin では自分だけの種族、職業、スキル、アイテムがあるのだ。

各々のプレイによってさまざまなストーリーが展開されその中にはクリアすれば世界にただ一つだけのスキル、称号、アイテムが手に入るのだ。


もちろんそれは簡単なことではない。

例えば種族、これはキャラクター設定にランダムで現れる。

しかも一度それが出てしまえばほかの人はその種族を手にすることはできない。


だが、それでも誰とも違う、自分だけのスキルがあるという魅力はとても大きい。


これによってexistence online の人気は非常に高い。



これは、そんなゲームに俺が挑む物語である。


小説家になろう でVRものを読んで


あれ? これ面白くね?


となり、自分で書いてみたくなり投稿しました。

VRは初めてなので温かい目で見てくれると嬉しいです。


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― 新着の感想 ―
[気になる点] オンラインの綴りはonlinではなくonlin「e」ですよ~eが抜けてますね~
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