74幕目 妖精の増える方法
雨宮「さて、やり残したこと、ないわね?」
五十嵐「ないぞ、ていうか太一は?」
優成「トイレ、ソーイもだってさ」
太一「おまたー?」
ソーイ「うえーい」
雨宮「じゃ、出発するよ」
と、長いドライブが始まった、それで曲もかけていくことにした。
太一「自分、うたうー」
五十嵐「マイクマイク…あった、はい」
太一「あー」
雨宮「車の外に音が漏れないようにね」
一「いうの二回目ですが、車でかいですね」
雨宮「そうなのよ、これ、全部、自腹」
一「なんなんですか、競馬でもあたったのですか?」
雨宮「いや、給料だ、1億ぐらいだった」
と、面白い話がしていたけど、気になるのは、妖精たちの恋愛だ、そもそもどうやって増えていくのだろう。
雨宮「なぁ、ミスティ、どうやって妖精は増えるの?」
ミスティ「なんでその話するの?」
雨宮「気になっただけ」
ミスティ「まぁ、話すけど…まぁ、人間たちの怨念か、願い、いろいろな感情から生まれてるんだよ、クマは知らないが、私は平和の願いだ、それでソーイは自殺の願い、メリーは都市伝説の恐怖、きょーちゃんは悲しみだ、まぁ、そんな感じだ、人間たちのやるやつじゃないぞ」
雨宮「メモメモ」
ミスティ「メモってるし、てか運転は?」
雨宮「自動運転」
ミスティ「ああ、それなら大丈夫だな」
と、教えてもらった。




