56幕目 牛タン
ソーイ「でかいなぁ、この建物」
一「だって換気が必要だからね」
アンジェラ「ケモミミ」
ソーイ「わぁ、そこさわるなぁ」
太一「そういえば予約してる?」
一「いや、してない、だから店の人に言うぞ」
と僕らは店の人に言った、それで席が空いていた、ラッキーだった。
一「で、何を頼むの?」
アンジェラ「お金は…私が出すよ」
太一「やったぁー」
ソーイ「アンジェラは耳をさわるなぁ」
アンジェラ「減るものじゃないしー」
ソーイ「尊厳とかが減るんだよぉ」
一「牛タン頼むぞー」
太一「いいよー」
と、注文して、届いた、早かった。
太一「はやいなぁ」
一「そりゃ、切ってるだけで焼くのは自分たちだから」
ソーイ「一、助けて、アンジェラが顔をすってくるー」
アンジェラ「だって顔からイチゴの匂いがするもん~」
一「はいはい、肉焼いてくぞー」
と、一おにぃが牛タンを焼いていって、アンジェラおねぇはソーイの頭嗅いでるし、やばいね。
一「ほい、焼けたぞ」
太一「早いねー」
一「肉が薄いから、さぁ、レモンにつけて食べてみ」
太一「うんまーい」
ソーイ「うまい、うまいー」
一「大丈夫か、ソーイ、よだれすごい出てるぞ」
アンジェラ「やっぱり塩コショウがきいてる」
ソーイ「だって今までおいしいご飯食べてなかったから」
一「今更考えると、悲しかったんだな」
太一「どう、ここの食べ物は」
ソーイ「ありがとう、太一、やっぱり契約しておいてよかった」
と、雨宮さんからこんな無線が来た。
雨宮「いま、どこにいるの?」
一「焼き肉ですけど…」
雨宮「そうなのね…」
ソーイ「ウマウマー」
雨宮「聞きなれない声もあるんだけど…」
一「それは…」
太一「ソーイだよ、僕と友達の!」
雨宮「そうなの?、よかったね、ちょうど仕事を終えたところよ、食い終わったら連絡して」
一「了解しました」
太一「で、どうだったの?」
一「ああ、食べ終わったら雨宮さんに言ってだってさ」
ソーイ「雨宮ってだれだ?」
一「そこの関係を簡単に言うと、上司」
ソーイ「で、どこで知り合ったの?」
一「ああ、そこを話すと長くなるけど、いい?」
ソーイ「いいよ」
一「まず、出会いなんだけど、どこかに監禁されていたんだ、それであった、その後人殺しゲームがあって、それをクリアして、脱出の道まで、行って、今の状況だ」
ソーイ「なんかいろいろと割愛したらしいが、何となくわかった」
アンジェラ「はみはみ」
ソーイ「わぁぁ、そこは、やめてぇぇ」
太一「あ、アンジェラおねぇがソーイのおなかをはみはみしてるー」
と、アンジェラおねぇの意外な一面が見れた、それで雨宮さんに連絡していて、お風呂にこないかと言っていた。




