44幕目 本社決戦
私は、すぐ本社の司令部にいった。
優成「あれ、雨宮さん、さっきまでたまり場にいたはずでは?」
雨宮「いや、ね、ミスティのテレポートで来た」
と、上の方から轟音がした。
アナウンス「敵襲!敵襲!、戦闘員は至急屋上へ来てください!」
雨宮「わたし、行かないと」
優成「気を付けて」
一「やばそうだな」
ミスティ「ああ、私たちもイクゾ!」
と、屋上に行ったのはいいのだが、下に穴が開いていた、そこは、血の海だった。
一「ミスティ、マターチェンジ」
と、言った途端、一君の姿が天使のようになった。
一「では、行きますか」
雨宮「わかった」
きょーちゃん「きゅい!」
と、見てみると、ヘットハンターが私を狙っていたが、きょーちゃんが身代わりになった。
雨宮「きょーちゃん…?」
きょーちゃん「きゅっ…キュアアアァ」
一「マジかよ」
雨宮「きょーちゃん、息をしてよ、あの時みたいに抱きしめてよ」
と、私を攻撃してきたヘットハンターの腕がはじけ飛んだ、その瞬間、私の腕がきょーちゃんのうで、そして、体がきょーちゃんのうろこに変わっていっていた。
ミスティ「まじか、あいつ、マター発現しよったぞ」
と、私はヘットハンターの頭を簡単に飛ばした。
一「かわいいけど、かっこいい」
ミスティ「やつ、簡単に首を飛ばしやがった」
私の格好はしっぽがついていて、背中にはとげがあるようだ、そして、首はうろこで守られている。
雨宮「行く」
一「わかりました、行きましょう」
私がおりたら、ヘットハンターのそばに、人型の怪物がいた、それは、Y社の秘密兵器がいた。
一「なんだ、あいつ」
雨宮「あいつ、見たことある、Y社の秘密兵器だ」
と、私のことを斬りにかかってきていた。
一「雨宮さん、危ない!」
と、受けたのだが、全然痛くなかった、その秘密兵器の頭を軽く飛ばした。
雨宮「うそ、こんな力、入れてないのに…」
ミスティ「それは、霊魂の力だな、対象者の思いが強いほど、力が強くなっていくんだ」
きょーちゃんの霊魂「きゅおー」
雨宮「きょーちゃん?」
きょーちゃんの霊魂「きゅい!」
一「やっぱり、かわいいな」
ミスティ「一くん、私のことも?」
一「はいはい、かわいいね」
雨宮「まぁ、いいや、残りの三頭も始末しようか」
と、始末していって、マターを解除したら、きょーちゃんが周りを浮いていたのが気になった。




