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367幕目 もめごと
雨宮「…やっと、終わる…」
凌空「ああ、そうだな…」
太一「…」
みんなが入っていった、そして、太一、夕夏、アミ、私、和也が残った。
夕夏「みんな…ありがとう…みんなの事は、忘れないよ…」
雨宮「…そういえば、宝玉の分だけしか、無理なんだっけ…」
アミ「…ここにいる4人のうち、1人は居残り…そんなの…ありえない…」
太一「…だから…このことを危惧してた…」
雨宮「…私は残る…」
和也「どうしてだ…」
雨宮「いや…だって、このこと、巻き込んだし…」
と、私が残ることになった。
太一「それじゃ…雨宮おねぇちゃん…さよなら…」
と、私はゲートの目の前にいた。
アミ「…一緒にいきたかったです…」
和也「おめぇには、かっこいい思いはさせねぇ…」
と、和也は私の腕をつかんで、ゲートにたたきつけた。
和也「俺の分まで…元気に…」
と、私はそのまま意識を失った。
 




