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356幕目 時の歯車
雨宮「このダストシュート…長くない?」
長いと感じるのは、なぜなのだろうか…
雨宮「もういい、止まるか…」
と、止まって、ダストシュートの道を切った。
雨宮「やっと、外なのね…」
と、外に出たのはいいが、思いっきり施設の外だった。
雨宮「…また入るしかないのか…」
と、中に入る途中、キラっとした何かがあった。
雨宮「…なんだ、これ」
見ると、歯車の形だった。
雨宮「…歯車って、このシャッターに使われてるのとは違う…」
と、歯車を持ち帰った。
雨宮「ねぇ、アミ…これ、知ってる?」
アミ「…見たことないな…それに、なにかのオーラがある…」
そして、ミスティが通りすがりに。
ミスティ「あ…それって」
雨宮「ん?この歯車?」
ミスティ「いや…何もない」
と、なにか気がかりだったらしい。
 




