343/370
342幕目 変な怪物
外から、なぜかシャッターをこじ開ける音が聞こえた。
アンジェラ「…なんでしょうか…?」
雨宮「そういえば、報告は?」
アンジェラ「一が行方知らずに…」
雨宮「…そうか」
と、嫌な予感がしてきた、もし、奴が生体改造されていたら、もし、一がこの世にいなかったとしても…
雨宮「はい…?って、あぶな」
と、みると、変な怪物だった。
雨宮「…何か知らないが…倒させてもらう」
と、あっけなく倒せた。
雨宮「…すまない…ここに危害を加えるのは…やめてく…」
一?「逃げ…ロ」
雨宮「…一…?」
一「あえて…よかった、アンジェラにいっておいてくれ…一は心の中にいる…と」
雨宮「……」
と、そのまま静かに息絶えた。
雨宮「…」
アンジェラ「なんだったのだ…?」
雨宮「…一が…一は心の中にいる…と…」
アンジェラ「…わかりました…」
と、哀愁が漂っていた。
 




