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311幕目 ヴィルのお話
ヴィル「…何…話したらいいんだろ…」
雨宮「なんでもいいぞ」
ヴィル「じゃ…雨宮さんがノアのプリンを食った話は?」
ノア「ん?なんて?」
雨宮「…それは…」
ノア「食べ物の罪は…重いんだぞ…?」
雨宮「なむさん!」
ノア「…で?続きは?」
ヴィル「…まぁ、いいだろ、食べちゃえって食べてた」
ノア「よし、地の果てでも、追いかけてやる」
と、逃げているが、このままだと、追いつかれる。
雨宮「ちょっと、ロッカー借りる!」
太一「なんだよー」
と、ノアが太一の部屋に来た。
ノア「ねぇ、太一、雨宮、来た?」
太一「なんで?」
ノア「私の、プリンを、食べたの、知らない?」
太一「あっ…このロッカーです」
雨宮「アホー、ばらすなやー」
ノア「…言い逃れ…できないね…」
といい、ノアが私を拘束した、そして、連れて行った先は、調理室だった。
ノア「作れ…」
雨宮「なによ」
ノア「プリン…」
と、私の服をぎゅっとつかんだので、仕方なく作ってあげた、このまま、血を吸われるのかと思った。
 




