305幕目 モコ
案の定、うめき声の主は埋まっていた、それも、落とし穴に。
雨宮「…なんだこれ」
アミ「知らん…」
と、とにかく、救出をした、そのうめき声の主はしっぽが生えていて、ケモミミがついていた。
アミ「…亜人かよ…」
????「んあー?」
雨宮「寝起きなのか…ほら…おうちに帰りなさーい…って、何押し倒してるの…」
????「あうー?」
アミ「…何となくだけど…人の言葉…わからないのか…?」
雨宮「だよな…というか…ほっぺ、スリスリするなー」
????「アオーン」
アミ「なんか来たんだけど!?」
雨宮「それって、まずいよね…」
アミ「…多分…」
といい、逃げたが、追いかけてくる、その一帯が人の言葉を話せるようだった。
????「この度は仲間が無礼を働いてしまい、申し訳ない」
アミ「いやいや…雨宮もこれには本望だったのだよ…」
雨宮「モフモフー」
アミ「…ほらね…」
????「おっと、そうだったか…てっきり、ハンターなのかと…」
アミ「そうか…で、名前は?」
????「名前はないんです…種族はモコなのですが…」
アミ「そうか…というか、すごく雨宮になついてるやつがいるんだが…」
モコ「ああ、あれは…まぁ、性欲が強い女の子ですよ…」
アミ「そうなのか…」
と、私たちはもこもこに囲まれながら、帰ろうとしたが、おなかにすごくなついていた奴がいた。
モコ「きをつけてー」
アミ「さ…寝るか…」
雨宮「はーい…というか、なんでこいつがいるんだ…」
モコ「あー?」
 




