257/370
256幕目 水色のあいつ
私たちは五十嵐の死に立ち止まれず、そのまま進軍していった、このまま立ち止まれば、五十嵐の死が無駄になる、かといって、進軍したらでみんなが死んでしまうかもしれないし、どうしたものか。
一「五十嵐は華々しく散っていったんですよ…」
雨宮「…」
一「それに…あいつは…」
雨宮「もういい…大丈夫だ」
一「ああ、そうか…というかあんた…だれだ?」
????「いや覚えてないのかよ…」
雨宮「あなたは…水谷さん…」
水谷「よかった…こっちは覚えていた」
雨宮「で、何か用?」
水谷「いや、ここの野営地潰してるって聞いたから飛んできた」
雨宮「そうか…」
水谷「ああ、そういえば、ルインとマリスは?」
雨宮「ルインはしらん、マリスは…どこかにいたはずだ」
水谷「そうか…ありがと」
と、いい、マリスを探しに行った。




