198/370
197幕目 血生臭さ
私たちはあの人たちを埋葬した後、いったん本社に帰った。
雨宮「帰ったぞー」
ミー「おか…なんか血生臭くないですか?」
雨宮「ああ、なんかゾンビの頭を潰してきた」
ミー「とにかく風呂入ってください!」
雨宮「そういえば、この通路ってほかの人もいるよな…」
ミー「ああ、そうですね…」
と、ミーが館内アナウンスで血生臭くなるってしゃべっていた。
雨宮「これでみんながパニックになる心配がないね…」
と、風呂に入り、血生臭い匂いを落とした。
雨宮「これ…ガンガンに換気してますね…」
夕夏「ですね…それだけ臭かったっていうことですね…」
アミ「そうだな…というかあんな惨状見たの何回目だ…?」
雨宮「でもほかの人の命は守られたじゃないか」
アミ「ああ、そうだが…なんかあいつら埋めたやつじゃね?」
雨宮「確かに…というかこれ窓ガラス割ろうとしてない?」
と、窓ガラスがわれた。




