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188幕目 桜色の女性
私たちはまたA地区にいった、その途中、桜色の髪の女性が立っていた。
雨宮「あの~」
桜髪の女性「はい…ていうかあのひとだ、この前は乱暴にしてすいませんね…」
雨宮「いや…どなた…?」
桜髪の女性「あ…冬の時に出会った人です…」
と、誰だとおもい、記憶を掘り返してみた、あの青い髪の人かなと思った。
雨宮「あの青い髪の人…?」
桜髪の女性「はい…あ、ちなみに私はトリエントと申します…」
雨宮「トリエント…知らない名前だな…」
トリエント「ええ、私はここの森の守護者だったのですが…森は焼け落ちたんです…」
雨宮「ああ、人間たちの発展によってか…」
トリエント「そうです、そして私はここの土地を砂漠にしたのです…」
雨宮「それは…災難でしたね…」
トリエント「さらに私は季節によって体が変わるので…あんなブリザードを起こしてしまいました…すいません…」
雨宮「いいですよ…そんなに謝らなくて…」
と、いって、A地区に行った、そこはなぜか前来た時よりツタが広がっていた。




