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172幕目 笑ったことのない理由
雨宮「そういえば…なんで笑ったことないんだ?」
アミ「あ…それ言っちゃう?」
雨宮「なに…なにかまずかった?」
アミ「いや、まずくはないんだけどね…」
雨宮「?」
アミ「長くなるだけだ…」
雨宮「いいぞ、長くなっても」
アミ「ならいいけど…まず私の家系はアーツを作ってるんだ、そこで私は後を継ぐために修行していたんだ、その家の謎の家風で笑ったりなにかリアクションをとれば説教されるという謎のがあったんだ、それで私は一度も笑ったことはなかったんだ、でもここならいいんだと今わかった、だから、感情っての、教えてほしいんだ」
雨宮「いいぞ、そんな家系なんて知らなかったけど…」
アミ「そりゃ、そうでしょ、忘れてるかもしれないけど私エイリアンだよ?」
雨宮「世間ってせまいんだなぁ」




