17幕目 笑いもの
あの後、凌空の友人の軍人に回収してもらえた。
そして学校に行って、先生に報告したが、頭がおかしいのか?といわれ、信じてもらえなかった、
源藤の友達からは、軽蔑、暴力、いじめにあった、その都度、果穏にかばっててもらった。
そして、わかってくれる先生がいた、田中 純一郎教授だ、前々からそのような事件も調査していたらしい、そして、Z社を就職先に進められた。
そこから一年後…
Z社の入社式の前に、自分は真っ先に応接間に呼ばれた。
Z社の社員「こちらでお待ちください」
と、言われた通り待っていると。
雨宮「こんにちは、一君」
そこには雨宮さんがいた。
雨宮「フフッ、驚いた?ここは私が運営している会社だ、で、他の人も呼んであるよ」
と、後ろを振り向くと、彼らがいた。
果穏「おひさ」
太一「いえーい、就職することになったー」
優成「はしゃがないの、太一」
五十嵐「まぁ、こんな風に集まるのはいいな」
夕夏「Y社の怖さが分かった、こっちに着くよ」
アンジェラ「またあったね、一君」
凌空「自衛隊を抜けてきたんだがな」
雨宮「まぁ、それは、おいといて、なんでこのメンバーを集めたと思う?」
一「わかりません…」
雨宮「一年前のあの事件について調査するのだよ、私も同行するよ、天童元運営者の意思を受け継ぐんだ、では、入社式に行け!」
と、いわれ、入社式に入った、そして、雨宮さんのスピーチのあったあと、ここで、ご報告がありますと社員さんが言って…
雨宮「じつは、新入社員の五十嵐君と結婚することになりました」
は?と思ったのだが、脱出の時に五十嵐と雨宮、キスしてたな。
五十嵐「ちょっと、ばらすなよ」
会場内は爆笑の渦だった、自分も笑ってしまった。
雨宮「ちょっと、一君、笑わないで」
と言われ、自分も笑われた。
その後、雨宮さんにこう言われた。
雨宮「これで私たち、笑いもの同志だね」
と、自分もアンジェラと結婚しているのだが、ばらされなかったのはよかった、と、事件に向き合わないとな。




