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監禁棟 season1 悲劇の始まり 完結済み  作者: どこかにいる匠
一章 脱出、その後…
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16幕目 強靭脱出

システム「ただいまから第4の試練を開始します、仲間と協力して、この部屋から脱出してください、制限時間は3時間です、では、スタート」

タイマー「179:55」

一「よし、ここからどうする」

夕夏「いや、作戦ないんかい」

雨宮「あそこに通気口あるし、あそこに誰か行ってくれると助かる、私は胸がつっかえるし…」

太一「はにゃ?」

雨宮「太一君、あそこの通気口に潜れるかい?」

太一「やってみる…うえー、クモの巣張ってるよ」

雨宮「それだったらナイフを持っていき、これならクモの巣切れるでしょ」

優成「僕も行きたい」

雨宮「一緒に行ったら?」

優成「わーい、付き添いだぁ」

と、太一君が奥の部屋にたどり着いた、そのとき、操作パネルが表れた、そこには、謎を解きなさいと書いてあった

「影は光に負け、悪は正義に負ける、絶望は?」

一「なんだこれ、わかんねぇ」

雨宮「私もわからない」

五十嵐「影、悪、絶望…わかった、絶望は希望に負けるかも?」

凌空「よし、それを入力しよう」

「正解 01の鍵をどうぞ」

果穏「なんだ、この鍵、って、壁に鍵穴があった!」

果穏がカギを差し込むとまた別のものがでた、それは射的訓練場だった。

凌空「この銃、VSR-10か、それで、あんな遠くの的に当てろと?」

それはもう、1㎞離れていそうなところだった。

凌空「任せとけ、現役自衛隊の力舐めるな」

遠くに的確に当てた後、爆発して、建物が揺れ始めた。

雨宮「太一君、優成くん、その部屋から逃げて!」

太一「うん、、わかった!」

優成「太一、お前から先に行け」

太一「わかった」

と、言いながら、太一君は出てきた、しばらくして、優成君も出てきた。

太一「で、どうだった?」

優成「こんな資料が出てきた、その資料は、黒幕の星住 美沙、アレクサ、そして、雨宮 和也の名前があった。

雨宮「嘘、お兄ちゃんが、黒幕?」

と、その下には、Y社協賛だった。

五十嵐「Yが関わっているとはな」

と、タイマーには130:37と表記されていて、その下に通路ができていた。

凌空「いこう、あの道に」

太一「いいよー」

と、凌空が言ってきた、そこには、電車が止まっていた、その時、上から、でかい肉片が落ちてきて、自分を狙ってきていた。

一「う、うわぁ、こっちに来るなぁ」

凌空「この時のために銃を持ってきておいて、よかった」

と、打っても、ピンピンとしていた。

凌空「みんな、電車に乗っておけ!」

と、凌空の合図で電車に乗り込んだ。

凌空「この、化け物が、おっ、こんなところにグレネードの炸裂弾が、っと、これで終わりだぁ」

と、ひどい轟音と肉の焼ける匂いが来た、その瞬間、凌空が飛び込んできた。

凌空「おい、五十嵐、電車を出してくれ!」

五十嵐「了解!」

と、電車が発信して、この施設からおさらばかと思ったら、後方から変な音が鳴っていた。

雨宮「一君と行ってくる」

一「急だなぁ、いいけど」

と、後方を見たら、さっきの肉片が電車を食っていた。

雨宮「ちょっと、凌空、銃を貸してくれ!」

凌空「ほら、二人分だ!」

一「凌空、いや、お兄ちゃん、ありがとう」

と、言って、化け物に鉛玉を打ち込んでいった、そして…。

化け物「ウォォォェェェェェァァァァァ」

と、叫びながら、爆発しようとした。

凌空「電車を切り離す!」

雨宮「わかった!、一君、飛び乗るよ!」

一「はい、わかった!」

と、切り離して、化け物は爆発した、そして、目の前は、どこかの草原を走って行っていた。

太一「やっと、終わった」

雨宮「ああ、そうね」

五十嵐「このまま駅まで走るよ!」

取り戻した日常、そして、普通の世界が手に入る、その瞬間、希望に満ち溢れた




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