158/370
157幕目 特異点
資料作成したのだが、なにか変なところがある、なぜか粘性があったことだ、磁石に反応しやすいためなのかがわからない。
雨宮「これ、変だよね…」
五十嵐「そういえば…死者蘇生の方法が分かったのだが…」
雨宮「え?」
五十嵐「それには気を付けないと、全滅するぞ」
雨宮「まさか…」
五十嵐「ああ、禁断の果実だ…ただ人格が元に戻るかがわからないんだ…」
雨宮「ああ、それは…夕夏ちゃんにゆだねようとおもう、だって夕夏ちゃんは凌空の恋人なんだろうから」
夕夏「聞いてましたよ、さっきの」
雨宮「なんでここに?」
夕夏「いや、でかい資料を持っていたから…」
五十嵐「聞いてたのなら話がはやい、で、どうする?」
夕夏「いやだ、確実な蘇生方法じゃないですし、万が一人格がかわったら…私の事…忘れてるだろうし…」
五十嵐「…すまないそんなことも考えられないなんて…」
雨宮「いや、だいじょうぶだ、きっと探し出して見せる」




