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128幕目 ヴァンパイアの風呂
ノア「なんで雨宮がいるんだ?」
雨宮「いいじゃないの、久しぶりの風呂だしー」
ノア「というか、風呂、なん百年ぶりなんだろうな」
雨宮「そうなのか…じゃ初風呂と同程度なんだね」
ノア「じゃないわよ!」
夕夏「おさきにー」
雨宮「お、いたのね」
ノア「誰?」
夕夏「あんたこそだれ?」
雨宮「ああ、こいつはさっき入社したところだ」
ノア「体洗いたいけど、羽が邪魔だなー」
雨宮「私が洗うよ」
夕夏「へー、ノアにそんな甘いんですねー」
雨宮「そんなことないんだよ、ただこまってたから」
ノア「へぇ、そうなんだー」
雨宮「あ、弱みにぎられたー」
ノア「じゃ、風呂へだいぶー」
雨宮「あはは、今日の入浴剤はミカンだよー」
ノア「ミカン、なんなんだそれは!」
雨宮「ミカンたべたことないのか、まぁいいでしょ、というかこれ、疲労回復の効能あるのねー」
 




