126幕目 ヴァンパイア
洞穴にたどり着いた、それでおっさんは洞穴の入り口にニンニクを置いてた。
雨宮「なんでニンニクおいてるんですか?」
おっさん「お前さん、基礎知識の基も知らんのか…ニンニクはヴァンパイアの苦手な匂いを発してるんだ、だから触るなよ」
雨宮「だってこれ、案件なんですよ」
おっさん「お前さん、そんな軽い気持ちで行くと、死ぬぞ」
雨宮「だってヴァンパイアですよね、組みつきしとければ大丈夫ですよね…」
おっさん「それ、死ぬ要因だぞ、バカすぎるだろ」
雨宮「そういえば、あんたこそ誰よ!」
おっさん「おっと、挨拶はまだだったか、ハンター一級のアンだ」
雨宮「そうなんだ、だからUMAの扱いに慣れてるんだ」
アン「そういえば、ミーっていう奴、化け猫だぞ」
雨宮「そうなのか」
アン「おっと、親玉のお出ましだな」
ヴァンパイア「また侵入者か、仕方ない、潰して血吸うか」
雨宮「だれよ、あんた!」
ヴァンパイア「むっかー、私有名だと思ったと思ったのにー」
アン「なんかかわいいな」
雨宮「このロリコンが!」
ヴァンパイア「そうだよ!」
アン「なんであんたがヴァンパイア側になるんだ!」
雨宮「そういえば、なんであんな日陰に死体があったの?」
ヴァンパイア「ああ、あれね、私と結婚したいと言ってきて近寄ってきたバカどもだ」
雨宮「…」
ヴァンパイア「唖然としているが、そんなの、嫌いだぞ」
雨宮「それじゃ、アンさんも…」
ヴァンパイア「そうじゃ、私を狙いに来たロリコン性犯罪者じゃな」
アン「ぐひひ」
ヴァンパイア「まぁ、こんなやつ…簡単に仕留めれるんだがな」
雨宮「わっと、あぶな」
ヴァンパイア「私狙いだったらこいつと同じようにしるんだが、どうする?」
雨宮「じゃ、帰るわよー」
ヴァンパイア「帰るのかよ!連れてくとかないんかよ!期待してたのになぁ(チラッ)」
雨宮「じゃ、ついてこい」
と、なぜかヴァンパイアを連れて帰るという珍事がおきたのだが、任務は終了した。




