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109幕目 バラの姫の詳細
私はバラの姫のことを自分なりに調べてみた、それで姫は生まれつきのヒメに恋をしていたらしい、それでなぜ腕を切り落とされても平然といられたのか…それはバラの加護を受けていたからだ、痛みがあまりしなくなるらしい、それにバラの姫は気に入らない人たちを次々に処刑していった記録がある、その時は宿主が死んだか恋人が死ぬかのどっちかだった。
ヒメ「何見てるの?」
雨宮「いや、バラの姫の情報だ」
姫「わしのことを調べてるのか?」
雨宮「おや、お早い風呂からのご帰宅で…」
姫「いや、そんな下から言わなくていいから…」
雨宮「そういえば、あなたの攻撃の仕方は?」
姫「ああ、剣を振る、茨を操る、蔦を自由自在に操れて触手みたいな動きになる」
雨宮「茨って、あのとげとげしたやつだよね」
姫「そうだが?」
雨宮「そうなんだ、でヒメのことを好きだなんてね」
姫「そんなことはないわ、もう…♡」
雨宮「いや、なんでそれで蔦で拘束してくるの?」
姫「だって、わし、そういうプレイ好きなんだもん」
雨宮「あら、そんな性癖をお持ちで…」
姫「性癖…まぁいいな、それ」
と、恥ずかしく話をつづけた。
 




