10幕目 変化
証拠品は、刀、鞘、争った形跡、周りには刀の跡、遺体には絞められた跡、首元に切り傷があった、手紙に、今日、誰かが殺される、刀があるので威嚇してほしいby天童、そしてアンジェラは監視者確定、ジャクソンは探偵、源藤は太一を殺人者、ジャクソンは源藤を殺人者、そして、桜さんの部屋に行った人は、ジャクソン 猫丸 相沢 天童 源藤 姫川の八人だ。
システム「デハ、裁判ヲ開始シマス、最初に被害者ノ状態ヲイイマス、首元ニ複数ノキリキズ、首ノ骨損傷、争ッタ形跡アリデス」
アンジェラ「まず何話し合いましょうか?」
源藤「まず、使った凶器を話し合おうや」
果穏「自殺の線もあるんじゃない?」
一「それは違う、だって、自殺だったらなんでジャクソンが倒れてたのかわけがわからないじゃないか」
ジャクソン「ああ、誰かに襲撃されたな、黒装束にな、その時には桜さんは生きてたぞ」
凌空「なんでこのゴリラが気絶させられたのか話し合おうよ」
相沢「刀?」
五十嵐「それだったら死んでるでしょ」
優成「縄?」
雨宮「縄だったらジャクソンの首元に縄の跡があるでしょう」
ジャクソン「何か硬いものだったな」
一(何があったか?、硬いものなんで、硬いものと言えば、鞘、タブレット、椅子、包丁(各部屋常備)そうか、包丁だったら点で衝撃来るけど、みみずばれになる、タブレットもだ、そうなると、鞘か?)
一「もしかして鞘か?、へこんでいるし」
果穏「それだったら桜さんの凶器は何だろうね」
一「包丁か?、部屋に常備してあるし」
源藤「刀だろ、どう考えても」
一「そういえば、天童、桜さんに手紙を出した?」
天童「出してないな、で?」
一「それだったら刀はダミーだと思う、血痕が付いていないし」
雨宮「それだったらなぜ首元に傷があったんだろうね?」
アンジェラ「それは最初に首を切って、自殺に見せかけて、万が一のためにジャクソンを昏倒させたのかもね」
一「手紙の正体は偽の天童くん?」
と思った、そして、誰がやったのか絞っていくことにした。
源藤「なんで太一を疑わないんだよ、みんなを守りたくて言ってるのに」
太一「(唖然)」
フレット「お前がコロシタ」
桜「たすけて」
太一「違う、僕は変わりたい、だから邪魔をするなッ」
フレット「現実から目をソムケルナヨ」
太一「これは空想の世界だ、だから邪魔をするな!!」
アンジェラ「太一くん、大丈夫!?」
太一「うん、僕は変わるんだ、CO、探偵、源藤、お前が、殺人者だ」
突然のCOだった、この場が凍り付いた。
源藤「う…そだ…ろ…??」
一「太一君、それって本当?」
五十嵐「本当か?誰か盗聴器でだれかやってないのか??」
相沢「ああ、私が使った、本当に探偵だ」
一「源藤で確定なのか?、今回の犯行は?」
源藤「何が確定だ、自分じゃないのに」
雨宮「あきらめなさい」
源藤「俺が、殺人者?、ハハッ、違うね、そんな証拠ないくせに」
一「あるぞ、そんなの、手紙の筆跡だ、お前の特徴の筆跡は汚いのになぁ」
源藤「なんだそのこじ付け、馬鹿らしいよなぁ」
一「それに首を絞めた形跡があったそうだな、それに関与できるのは…」
天童「あ、忘れてた、桜さんの部屋に行った理由なんだが、挨拶のためだ、前回の裁判の前にも挨拶言ってたぞ」
一「あ、うん、それだったら、関与できるのは、ジャクソン、源藤だ、姫川はパワーがないし猫丸君は手が届かないし、相沢さんは謎の安心感で、で、ジャクソンは昏倒している、消去法でお前しかいない、そうだろう、源藤」
決まったようだ、事件のまとめをしよう。
一「まず、犯人が桜さんの部屋に行ったときにジャクソンもいた、そこで、刀の鞘で昏倒させた、桜さんは恐怖で動くこともできずに、包丁で切られたのだろう、そして、犯人は現場偽装のために刀を鞘から抜いて地面に置いた、それで、桜さんを自殺に見せかけるために首を吊ったような演技をした。そうだろ、源藤ッッ」
源藤「あ…ああ…その通りだ、みんなを守りたくて、こんなことをしてしまった、ほんとに、すまない。
システム「投票時間ニナリマシタ、怪シイ人ニ投票シテクダサイ」
運命のじかん、また友を失うのはしんどい、ほっておけば、自分が殺されるかもしれない
「集計結果ガデマシタ、以下ガ結果デス」
相葉 一 0票 雨宮 雫 0票
姫川 果穏 0票 天童 勝 0票
アンジェラ 0票 姫川 夕夏 0票
源藤 剛 13票 猫丸 太一 0票
相葉 凌空 0票 猫丸 優成 0票
ジャクソン 0票 桜 美也子 死亡
武田 貫之 死亡 フレット 死亡
五十嵐 東矢 0票 相沢 卓志 0票
システム「投票結果 源藤 剛 ガ処刑サレマス、役職ハ殺人者デシタ、オメデトウゴザイマス」
源藤「ふ、一、果穏、アンジェラ、また天界でな」
一「源藤、いままで守ってくれてありがとな」
果穏「電車で痴漢にあったとき、守ってくれてありがと」
源藤「へっ、まもれたのなら、それが本望さ、一、この言葉を覚えておけよ
Face your sin, save your ego
(罪と向き合え、自我を救え)
感動の中、こんなアナウンスが流れた
システム「デハ、処刑ヲ開始シマス」
源藤「ヘヘッ、さよなら」
またやってしまった、さらに友を失った、自分の中から光が無くなった、もうこの惨劇をやりたくない。
翌日、自分のベットに横たわっていて、横を向いたら、源藤の…ホログラムがあった。
源藤?「よう、おはよう」
一「いや、お前だれ」
源藤?「源藤だよ、げ、ん、ど、う」
一「げんどう?、、源藤、お前、死んだはずじゃ」
源藤「ああ、そのことだが、アンジェラが作ったんだ、ガラクタで、ほら、一緒に寝てたじゃないか」
と、後ろを振り返ると、アンジェラが自分に甘えてた。




