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お客様は神様。こいつは間違いなく疫病神。

一話完結の短編集。

途中からでも差し支えなく読めます。

ここは都内某所にある田児(たご)探偵事務所。所長である田児(あきら)は眉をひくひくさせながら接客をしていた。お相手は60代半ばと思しきご婦人。洋服や装飾品を見る限り、かなりの資産家であることが(うかが)える。言ってしまえば、良い金づる。そのため、相手が面倒な人物であるからといって邪険に扱うわけにもいかずにいた。


「ですから!所長さんを呼んできてくれます?あなたみたいに頼りなさそうな人にはとてもじゃないけど任せられませんわ!」


「何度も言っている通り、僕がここの所長です!……ほら!これ!僕の免許証!『田児』って書いてあるでしょ!ここは!?この事務所はなんて名前の事務所でした!?」


「あらやだ!あなた、ご自分の事務所の名前も覚えていらっしゃらないの!?やっぱりあなたじゃお話しになりませんわ!」


「そう思うんならさっさと帰れやぁー!」


相手がいくら良い金づるであるからと言っても、限度というものがある。[お客様は神様]とはよく言うが、客になりえない相手は神でもなんでもない。


「ですから!あたくしは所長さんに会うまで帰るわけには参りませんの!帰るのは(むし)ろあなたの方ですわ!」


田児は本当にこのまま帰ってしまおうかという衝動に駆られるが、このご婦人が事務所に居座り続ける限り戸締りも出来ない。悩みに悩んだ末、彼は警察に連絡することにした。そう言うと少々オーバーな気もするが、彼は何も[110]に通報したわけではない。友人の警察官、(はら)翔也(しょうや)警部に連絡をしたのだ。


「田児さん!一体どうしたんですか!?」


10分もしなうちに、息も絶え絶えに初老の男性これすなわち原警部が事務所に入ってきた。


「まぁ!なんですのこの方は!ノックもしないで部屋に入ってきて!失礼ですわ!」


原警部は状況がいまいち理解出来ず、田児とご婦人を交互に見つめキョトンとした顔をしている。


「この方は、僕の知人の原翔也警部だ。警部、手帳見せて証明したげて」


「は、はぁ……」


言われるがままご婦人に警察手帳を見せ、自らが(まご)うことなき警察官であることを証明する。


「まぁ!警察の方!?そんな方がどうしてこんなところに!?」


「『こんなところ』で悪かったな!……時に原警部、僕は誰だい?」


「誰って……田児さんでしょ?」


「僕の職業は何だい?」


「探偵でしょ?私立探偵」


「ここの所長は?」


「田児さん、あなたでしょ?」


原警部の証言により自らの身分を証明し終えた田児は勢いよくテーブルを叩きつけ、大声で(まく)し立てた。


「おい!聞いたか!くそババア!さっきから何べんも言ってる通り、ここの所長は僕だ!おめぇ言ったよな?僕のような頼りなさそうな奴には死んでも依頼しねぇって!だったら今すぐ、そこで突っ立ってる警察官とともにとっとと帰りやがれ!」


「え!?私もう帰らなくちゃいけないんですか!?まさか、単に証人としてここに呼ばれただけ!?」

「死んでも依頼しないとまでは言っておりませんわ!」


「うるせえぇぇぇぇ!!!!帰れぇーーーー!!!!」


「嫌ですわぁーーーー!!!!」


「……では、私はこれで」


「あい。気を付けて帰ってくれ」

「ごきげんよう」


「そういうとこは息ピッタリなんですね……」


原警部は釈然としない思いを抱きながらひっそりと署へ戻るのだった。

警部が事務所を出たタイミングで、ご婦人が口を開く。


「申し遅れました」

「申さなくていいわ」

「あたくし財前(ざいぜん)光代(みつよ)と申します。依頼というのがですね、娘の佳代子のことなんです。この前家に帰省した時、あの子()()の薬指に指輪をはめていたんです!」


帰ろうとしないどころか、聞きもしない依頼内容を勝手に喋りだすご婦人。ここまで傍若無人に振舞われては、帰るよう説得する気も失せてくるというものだ。田児は観念し、とりあえず話しだけでも聞くことにした。


「……んで?」


「『その指輪、どうしたの!?』と聞きました。そうしたら、『ただのファッションだよ』と言うんです!」


「じゃあただのファッションなんだろ?ってか、ファッション以外だとしたらなんか問題でもあんのかよ?」


「大問題ですわ!薬指に指輪だなんて……男に決まってますわ!そんなのいけません!佳代子ちゃんは素直で良い子だから、きっと(たち)の悪い男に騙されているんですわ!」


「いやいや。指輪をはめてるのは左手じゃなく、右手なんだろ?だいたいよ、娘さんに男が出来たって別にいいじゃねぇか。娘さんいくつよ?出来てねぇ方がやべぇんじゃねぇの?」


「あの子はまだ19の学生ですのよ!未成年のうちからそんな……そんなこと不健全ですわ!」


その話を聞いた田児は『なるほど』、と苦笑する。この依頼主はどう見ても60代半ば。だというのに子どもはまだ二十歳にも満たぬ学生だと言う。高齢出産の末生まれた待望の我が子というわけだ。だからこんなにも過保護に育てているのだろう。

とはいえ、[未成年だから]という理由で我が子の恋路を応援しないのはあまりにもナンセンス。大学生にもなって恋人をつくれていない方が問題だろう。


「悪いが、そんなこと僕の知ったこっちゃない。親なら娘の恋路くらいそっと見守ってやれよ……それでもし、本当に質の悪い相手に引っかかってしまったってんなら……それもまぁ1つの経験だ」


『分かったならいい加減とっとと帰れ』


そう続くはずの言葉が、財前光代の手により遮られる。光代が鞄から分厚い封筒を取り出し、テーブルの上に置いたのだ。


「ここに50万円あります……が、これはあくまでも前金。必要経費は勿論のこと、きちんと依頼を果たしてくれたのなら、さらにこの倍の金額をお支払い致しますわ」


「この依頼、喜んでやらせていただきますよ。マダム」


田児はにこやかな笑顔で承諾する。彼の態度が豹変するのも無理はない。

この瞬間から財前光代は彼の依頼主となったわけだ。で、あれば親切丁寧に対応するのは至極当然のこと。何せ、お客様は神様なのだから。



─翌日─

田児探偵は愛知県名古屋市を訪れていた。何故こんなところまで来ているのかと言えば、味噌カツを食べに来たわけでも、動植物園に遊びにきたわけでもない。

依頼をこなすためだ。調査対象者の娘が名古屋にある某難関大学に通っているのだ。


探偵の基本は尾行と張り込み。ここで注意しなければならない点は、対象者に気づかれてはならぬということだ。素人がよく勘違いしてしまいがちなのだが、気づかれないこと=視認されないこと ではない。

対象者に自身の姿を見られてしまってたとしても何ら問題はない。対象者に記憶されてしまうことが問題なのだ。

今日、すれ違った人にどんな人がいたか?なんてことを一々覚えている人などおるまい……え?そんなことない?ちゃんと覚えてるって?じゃあ何人くらい覚えてるの?……そう。それだけのことだろう?全員を覚えているわけではない。印象に残った人だけを覚えているってだけの話しだ。


では、どういう場合に気づかれてしまうか。すなわち、印象に残ってしまうか。物陰でこそこそしている、鞄からカメラがはみ出している、人気のない場所で意味もなく突っ立っているなどの[怪しい行動]は勿論のこと。海水浴場にスーツ姿で来る、高級レストランによれよれの私服姿で来店するなど[その場に似つかわしくない人物]も印象に残る。他には、良い意味であれ悪い意味であれ平均値を大きく離れた容姿を持つ人物はそれだけで印象に残ってしまう。それから、言うまでもなく何度も同じ人物とすれ違おうものなら嫌でも記憶に残る。


依頼主は初めて田児の容姿をみた時『頼りなさそうな人』と侮蔑していたが、それは彼が地味で目立たない外見をしていることを意味する。彼ほど印象に残りづらい人はおるまい。張り込みにおいて、『頼りなさそうな人』ほど頼りになる人はいないのだ。


そんなこんなで現在、誰がどう見ても大学生にしか見えぬ変装を遂げた田児朗は講義室の最後列に座り込んでいた。床に置いた鞄がパンパンに膨らんでいるのは真面目に講義を受けるため大量の教材が入っているから……というわけではない。鞄の中にはカメラは勿論のこと、印象を変えるための変装道具が詰め込まれている。変装道具というと少し仰々しい感じがするが、特殊メイクの類のことを指しているのではない。帽子や眼鏡、上着といった安易に取り外しが可能な小道具のことを言う。これだけ?と思うかもしれないが、これだけでも、印象はガラリと変わるのだ。


一方。対象者はと言うと、前の方の席で1人熱心に講義を受けていた。対象者がアパートを出たところから尾行を開始しているが、今のところ男の気配は全くしてこない。対象者の容姿を見るたびに田児は『そりゃそうだろ』と思わずにはいられなかった。

縦は150㎝と小柄なのに、横は大きく広がっている。目は垂れ落ち、口からは八重歯が大きく突き出している。早い話が不細工。実家が資産家ということもあり、身なりこそ小綺麗で小洒落ているがそれが(かえ)って本人の醜悪さを浮き彫りにしてしまっていた。


実家は金持ちで、自身は難関大学に通う才女。天は彼女に二物を与えたようだが、さすがに三物は与えなかったようだ。

このような女に言い寄る男がいるとすれば、それは依頼主の懸念する通り(たち)の悪い男に相違ないだろう……が、名門大学に通う学生が、自らの学歴と青春をドブに捨ててまで醜悪な女子大生と疑似恋愛をして金銭をむしり取るような真似をするか?と問われれば甚だ疑問ではある。


講義が終わり本館を出ると、対象者はおもむろに右ポケットからスマートホンを取り出した。と、その拍子にハンカチが地面に落ちてしまった。本人がそれに気づく様子はない。周りの人間で気付いている者もいるようだが、誰も行動に移そうとはしない。それもそうだ。このような醜悪な人間に声をかけたがるもの好きがどこの世界にいようか?そんなもの好きがいるとすれば……名探偵くらいなものだ。


「これ、落としましたよ」


駆け足で対象者に近づくと、田児はにこやかにハンカチを手渡す。

こんな目立つ行動をとれば対象者の記憶にかなり印象深く残ってしまう。今後の尾行に支障が出ることは火を見るよりも明らか。しかし、本人と直接会話するメリットも計り知れない……無論、[上手く話を聞き出せれば]という但し書きがついてくるわけだが……リスクを恐れているようでは名探偵の座は務まらないのだ。


「あ、ありがとうございます」


慌ててスマートホンをポケットにしまい直し、田児からハンカチを受け取る対象者。田児は対象者とは目線を合わせることなく、仰々しく右手に視線を落とした……決して、彼女の醜悪な顔を間近で見るのが嫌だとかそういうわけではない。


「その指輪、どうされたんですか?右手の薬指とは珍しい」


「え!?あ、あの……お店で見つけて、可愛いからつい……」


「そうですか。いや、昨今では彼氏から貰った指輪を右手にはめるのが流行っていると聞いたことがあるものだから、実際問題どうなのかな?と気になってね」


「そ、そんな!彼氏だなんて!男性とは手を繋ぐどころか、喋ったことすらあまりないくらいで……」


田児は思った。『だろうな』と。


「そう。慣れないことをさせてしまったようで悪かったね。じゃあ、僕はこれで」


見ず知らずの人間に嘘をつくようなことはしないだろう。分かり切っていたことだが、財前佳代子に男などいなかった。これで調査を終了してもいいのだが、念のため……というより依頼主のため、もう2,3日ばかり張り込むことにした。さすがに1日張り込んだだけで150万円貰うというのは気が引ける。一度接触してしまったため気づかれるリスクは格段に上がってしまったが、同じ学校の生徒として接触したわけだから気づかれたとてさほど問題ではあるまい。

それよりも、ひとまず今はこの場をどうにかしなければならない。


別れの挨拶を終えると、田児は足早にその場を立ち去り、物陰に隠れて対象者をやり過ごそうと考えた。しかし……

先ほどから、何者かの視線を感じる。数多の犯罪者と対峙してきた名探偵が思わず身震いしてしまうほど邪悪な視線。恐る恐る視線の先に目を向けると、そこには……財前佳代子の姿があった。

これは一体どういうことか?つけるべき相手から逆につけられてしまっている。何故そうなってしまったのかは理解出来ぬが……なんにせよ、このままつけられるのはマズい。田児は早足で追っ手を撒こうとした。しかし、いつまで経ってもあの忌々しい視線は消えない。

キャンパスを出て、二駅ほど歩き続けてようやく撒くことができた。身体の半分が脂肪でできているのではあるまいかというあの体型でこれだけついて来るとは、恐れ入る。

田児はそのままホテルへと戻ると、主に精神的な疲労のため落ちるように眠りについてしまった。


それから2日間。田児は慎重に慎重を重ね、対象者に姿を見られぬよう遠くからの尾行を始めた。肉眼では見えなくとも、カメラのズーム機能を使えばそれなりに遠くにいても確認できる。もっとも、人前で堂々とカメラを操作するわけにはいかず、盗撮まがいの恰好でモニターを覗く必要があるから通常の尾行よりも数段骨が折れるわけだが……それでも、報酬のことを思えばさほど苦ではなかった。


計3日間の調査を終え、田児はすぐさま東京へと戻り、その日のうちに報告書もまとめ上げた。

そして、現在。事務所にて依頼者に調査を報告する流れとなっている。


「失礼しますわ」


「やあやあマダム。ご足労おかけして申し訳ございません。ささ、こちらへどうぞお座りください」


にこやかに応対する田児とは対照に、財前光代は心なしか申し訳なさそうな表情をしているように見える。


「あの、所長さん?調査のことなんですけれども」


「えぇ、えぇ。できています、できていますとも!こちらがその報告書になります」


「そのことですけどね?あたくしもう結果を知っていますのよ。佳代子ちゃんから既に彼氏がいないことは聞いていますのよ」


「……は?」


依頼主の思わぬ発言に田児の顔が歪んだ。


我が()の『ただのファッション』という言葉を信じず、『右手の薬指に指輪をはめているのは(たち)の悪い男からの貢ぎ物に違いない』から調査してくれと言ってきたのは一体どこのどいつだ?

それを調査が終わった今になって、彼氏がいないことは聞いていただと?ふざけるのも大概にしとけよ、くそババア!


─という言葉が喉まででかかったが、何とか抑え込んだ。アンガーマネジメントも出来ぬようでは、名探偵の座は務まらないのだ。


そんな田児の心情を知ってか知らずか、依頼主はテーブルにそっと分厚い封筒を置いた。


「誤解なきよう。勿論、成功報酬はお支払い致しますわ……ご確認くださいませ」


封筒を受け取り、ちらりと中を覗き込むと田児はにこやかな表情を取り戻した。


「へぇへぇ、こいつはどうも!ところで、マダム。どうして急に娘さんの言葉を信じることにしたんですか?」


「そのことなんですがね、所長さん……また新たに依頼を頼んでもいいかしら?」


「へぇ!なんでございましょう?」


「捜して欲しい人がいるんですの」


それを聞いて田児の表情が一瞬曇る。いくら相手が金払いの良い客人とはいえ、行方不明の捜索はかなりの難問。成功率は決して高くない。見つかればラッキー程度のもの。無駄足に終わる場合が多く、はっきり言って割に合わない。


「はぁ……ま、話しだけでも聞くとしましょう」


「実はですね、3日ほど前かしら?佳代子ちゃんから電話が掛かってきましてね。『好きな人が出来た』というんです……これで、この子に彼氏はいなかったということは容易に想像できますでしょ?それを聞いたあたくしの心中は安心半分、不安半分……だってそうでしょう?彼氏がいないという点では安心できましたけど、その好きになったという殿方とやらがろくでもない人物だったら……ねぇ?だからあたくし聞いたんです。その方はどんな方なの?と。そうしたら、そうしたらですよ!?名前も知らないって言うじゃありませんか!なんでも、落としたハンカチを届けてそのまま立ち去ったとか」


田児は内心ギクリとする。無理もない。もしかしなくとも、その殿方とやらが自分のことを指しているのだから。


「えぇーっと……マダム?つかぬ事お伺いしますが、あなたはその人を捜した後一体どうするおつもりなんですか?」


「そんなの決まってますわ!その方には、佳代子ちゃんと結婚を前提にしたお付き合いをしてもらいます!」


その話を聞いた田児の顔は真っ青になる。顔面からは滝のように冷や汗が流れ出る。


「な、何故ですか?マダムはお嬢様の不純異性交遊にあれほど反対なさっていたじゃないですか!?」


「何を仰います!……素敵な殿方じゃないですか!名前も告げずに颯爽(さっそう)とその場を立ち去るだなんて!」


「ハンカチ渡したくらいで自己紹介する奴の方がどうかしてますがね」


「何を仰います!普通ならそうかもしれませんが、佳代子ちゃんのような素敵な女性を目の前にして、何の下心も見せないだなんて!よくできたお方ですわ!佳代子ちゃんの婚約者はその方しか考えられませんわ!」


田児は頭を抱えた。

もし、真実を伝えようものなら『佳代子ちゃんの気持ちを弄んだんですか!』と激高される恐れがある……いや、それならまだ良い。反対に『是非もう一度会ってやって頂戴!』と言われる方が恐ろしい。

依頼を断れば別の探偵事務所に依頼が出されてしまうだろうし、真実を伝えぬまま依頼を受け『見つかりませんでした』と(うそぶ)こうものなら何て小言を言われるか分かったものではない。


悩んだ末、田児は自嘲気味に答えた。


「やめた方がいい。きっと、(たち)場の悪い男に騙されてるだけさ」


この物語はフィクションです。

歩きスマホをしてはいけません。

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