表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
第一次「異」世界大戦  作者: 七十八十
新世界暦1年
14/201

中米の戦い

新世界暦1年1月15日 ニカラグア ニカラグア湖東岸


南北がひっくり返ったせいで、かなり混乱が起こった北米大陸だが、それは未だに続いている。

人が頭の中で描く地図を180度回転させろと言われても一時的には可能でも、それを自然に思い描けるようになるかは別の話である。

つまるところ、現在のニカラグア湖東岸とは、従来の西岸のことであり、ニカラグアの首都マナグアの北方、従来のマナグアの南方のことである。


つまり、隣国コスタリカからマナグアに向かう最短ルート。

その最短ルートから少し外れたニカラグアを代表する都市であるグラナダの郊外に、中米最強の機甲部隊が布陣していた。

もっとも、中米最強といっても、そもそも中米で主力戦車(MBT)を保有するのはニカラグアのみで、世界的にみて一線級と言えるのは20輌程度にしかすぎない。

しかしメキシコですら、MBTは保有せず、装輪装甲車(ERC90)しか持っていないという状況である。

中米では突出した陸軍戦力であると言える。


20輌のT-72Bを主力に、40輌ほどのT-55、20輌ほどのBMP-1歩兵戦闘車、40輌の装輪装甲車(BTR-60)、さらに30輌のZSU-23-4(シルカ)自走高射機関砲、8輌のSA-8対空ミサイル(SAM)


れっきとした機甲部隊と言ってよい、装甲戦力がこの場所を首都防衛の最終ラインとするべく布陣していた。

なんで周辺国がまともな軍隊を持っていないのにこんな装備が必要なんだとか、アメリカに挑むには少なすぎるから無い方がましだとか、この経済状況で軍備にそんな予算を回す意味がわからないとか、散々な言われようだったが、少なくとも今の状況ではニカラグア国民にとっては頼もしい守護者だった。

パナマを占領し、そのままの勢いで隣国コスタリカに雪崩れ込んだ正体不明の国は、そのままニカラグアに向かって侵攻を開始した。


普通であれば、米軍が介入して押しとどめるはずだったが、国境警備問題で対立が続くメキシコと、反米政権のニカラグアは米軍の領内通過を認めず、アメリカ自身も転移の混乱で世論がまとまらず強行できなかったという事情もあり、偵察飛行以上のことはしていなかった。

もっとも、陸路がなくても海路と空路で陸軍を送り込めるだろ。という話だが、アメリカとしては大量の強襲揚陸艦と空母が日本やハワイ、グアム、欧州、中東と一緒に行方不明の状況ではリスクを取りたくない。というのが本音だった。


じゃあ、太平洋地域の戦力が全部見つかって、米軍が何かアクションを起こしたのか、というと特に何かするわけでもなく、メキシコ国境に大量の陸軍が展開し、メキシコが不快感を表明した程度である。


で、いざ太平洋地域の戦力は見つかって合流の目処が立ったものの、その時点でコスタリカまで堕ちていたので、いっそニカラグアを当て馬にして敵の情報を集めよう。というのがアメリカの腹であった。

結果、ニカラグアが満足な空軍を持たないことをいいことに、F-35にU-2、E-3にE-8、RC-135とニカラグア領空は偵察機の見本市状態になっている。

もっとも、ニカラグアを当て馬にした後も、メキシコが領内通過を認めない限りはアメリカは何もする気はないのだが。


そんなこんなで、アメリカに体のいい威力偵察と思われているなど露知らず、ニカラグアの機甲部隊は国土防衛の志に燃えていた。


まともな空軍を持たないニカラグアの作戦はシンプルである。

エアカバーはSA-8とシルカに任せて、榴弾砲の援護の元T-72Bを先頭に機甲部隊が突撃する。


懸念事項は、どうやら敵が遷音速戦闘機を有しているらしい、という点で、航空優勢の無い状態での戦闘になるのは確実である。

とはいえ、ニカラグアはそもそも戦闘機を保有していないので、対抗策はSA-8とシルカが全てになる。


「前哨点から報告、敵歩行戦車50、歩行兵員輸送車30、歩兵推定250、本陣地に向けて進行中。敵航空機(エアカバー)は確認できず」


中米最大の機甲部隊を有するニカラグア軍といっても、所詮は小国の軍隊であり1万人程度の小所帯である。

敵がパナマとコスタリカをあっさり制圧したことを考えれば、数では間違いなく負けている。

最悪の場合は政府がケツ捲って逃げ出すための時間稼ぎにしかならない可能性もある。


「全部隊出撃!事前の作戦通りに展開し、敵部隊を攻撃する!」


そんなことは百も承知の上で、司令官は出撃を命じた。

自身も出撃するT-72Bに乗り込み、前線に向かう。

師団長が戦車で前線に出るのはソ連式機甲師団の特徴ではあるが、部隊士気には効果がある反面、指揮系統の断絶を招きやすく、混乱の元になるということで西側諸国で採用している国は無い。


司令官の懸念は、敵の攻撃力と装甲が全くの未知であるということだった。

相手の攻撃力はともかく、こちらの攻撃が通用しなければ、戦いようがない。


やがて、20輌のT-72Bは幹線道路脇の待ち伏せ地点に散開して展開した。歩兵戦闘車(BMP-1)もそれに続く。

道路上の前線正面に当たる場所はT-55が陽動も兼ねて展開、敵がT-55に気を取られて前進するところを横から襲い掛かり、一気に決着をつける作戦である。

他にも隠蔽された射撃陣地に対戦車ミサイルも配置され、キルゾーンを形成していた。


上空からの偵察があったとしても、見えるのは道路上に布陣した正面のT-55とその後方にいるSA-8だけになるよう、注意が払われてはいたが、今のところSA-8の捜索レーダーに反応は無く、目視でも飛行物体は見当たらない。

彼らには知る由も無かったが、進軍してくる神聖タスマン教国はここまで抵抗らしい抵抗が無かったことで、完全に油断しきっており、進路上の航空偵察はおろか斥候という基本中の基本すら怠っていた。


「敵は無防備に進軍してきます」

「連中、勝った気でいますよ」

「ならば教育してやらねばな」


ある意味戦車乗りのお約束と言えるやり取りが車内で行われ、つかの間の笑いが起こる。


「連中は網にかかった!攻撃開始!」





新世界暦1年1月15日 ニカラグア 神聖タスマン教国前衛偵察機甲連隊


退屈な任務だ。

連隊指揮官である司祭は欠伸をかみ殺しながら部隊が進む道路の先を見つめる。


ここまでのところ、抵抗らしい抵抗は何もなく、ただただ部隊の先頭を進んできただけである。

これが前衛偵察ではなく、制圧部隊なら、市街地で好きに捕まえた女に聖者タスマンの教えをみっちり叩き込む仕事があったというのに、損な役回りだ。と内心不満しかなかった。

制圧部隊は華々しい戦果とは無縁だが、役得ととりあえずこなしていれば一定の評価がされるのに対し、前衛部隊は上げた戦果によって評価される。


つまるところ、戦闘がないことには出世レースのスタートラインにも立てないわけで、ただただ部隊を進軍させているだけというのは、司祭にとって役得もなく焦燥感だけが募る展開である。


飛行艇部隊が航空偵察を買って出ていたが、それも断っていた。

ただでさえ敵がいないのに、航空部隊に先に攻撃されてしまってはこちらまで戦果がまわってこないと考えたためで、前衛機甲師団長の司教も明言はしなかったが支持してくれた。

対して、戦果を挙げる機会を奪われた飛行艇隊の指揮官の顔は、嫉妬で歪んでいた。


飛行艇隊は、基本的に地上部隊の要請がなければ前に出ることが出来ない。

全ての戦闘は最終的に地上部隊が乗り込んで決着がつくからである。


『進路前方に障害物と敵を発見』


車内に装備された魔法通信具から音声が入る。


「どんな敵だ」

『よく分かりませんが、砲を装備した戦車と思われますが、脚はありません』


その情報で、車輪を装備した砲車だろうと推測する。


「古い時代に使われていた砲車のようなものか」

『そのように見えますが、砲はかなり大きいように見えます』


車輪で動く兵器は地形適応性が低く、大口径砲や重装甲の装備にも向かないという理由で、タスマン教国では多脚戦車の登場と同時に廃れた兵器である。


「そんなもの、突貫して踏み潰してやれ!突撃隊形!」

『『『了解!』』』


多脚戦車を先頭に集中させ、火力と装甲で一気に突破、続く輸送車に乗った歩兵が戦果を拡大する。という基本戦術は地球と同じである。

ただ、地形適応能力が高いので、地球なら敵の進軍を考える必要のない地形も走破可能で、「後背を突かれないようにする」という地形の使い方が意外と困難だというあたりが戦場の違いだろうか。


ここできちんとセオリー通りに斥候と航空偵察を要請し、周辺の伏兵、というか主力を見つけていれば彼の運命も変わっただろう。

だが、ここまで何の戦果も挙げられず、出世レースでの出遅れだけを心配していた彼にその慎重さは皆無だった。

まるで餌を見つけた犬や猫のように、正面の敵に向かって猛ダッシュを開始していた。


やがて、敵との距離が詰まり、発砲距離になったとき、突如、先頭の多脚戦車の防御術式(バリア)が青く光ったかと思うと、胴体側面に被弾し横倒しになった。


『側面から攻撃を受けている!』


先頭にいた別の車両の車長が叫び、車体を旋回させる。


「バカモノ!貴様が旋回したら」


最後まで言い終える前に、正面の敵からの集中砲火が横を向いた多脚戦車に浴びせられる。

そのまま横倒しになり、ぴくりとも動かなくなった。


「敵の攻撃は防御術式も装甲も抜いてくるぞ!先頭の20輌は正面、残りは側面の敵に対処しつつ兵員輸送車を守って後退する!」

『側面の敵はどこですか!』

『敵が見えない!』

『ダメだ!被弾した脚が動かない!』


警戒心が抜け落ちていた部隊は、完全に奇襲を受ける形になり、混乱の極みに陥った。


「落ち着け!騒いでいては助かるものも助からん!」


司祭は叫ぶが、魔導通信は混乱が混乱を呼ぶ状況で、誰も聞いていない。

とにかく型にはめてそこから出ないようにする教国教育の弊害で、兵士たちは教え以外のことにはめっぽう弱かった。

そして、この手の教育の弊害として、自分たちが負けることを考えていない。

なので、勝てているとき、押しているときはいいが、守勢にまわると一気に総崩れというケースが教国では散見され、この戦闘も実際そうなりつつあった。


「ええい!このバカども!命令も聞けんのか!貴様ら帰ったら全員再教育だ!」


とうとう癇癪をおこして怒鳴り散らす司祭の指揮戦車にT-72Bの砲撃(APFSDS)が命中するのはすぐのことだった。





新世界暦1年1月15日 アメリカ合衆国 バージニア州アーリントン郡 国防総省(ペンタゴン)


ニカラグアで現在進行中の戦闘を、3000キロ以上離れた場所から冷静に見守る人間たちがいた。

上空を飛行する各種偵察機からの中継で、戦場の俯瞰映像、ニカラグア軍の無線、合成開口レーダーによるデジタルマップ、などなど、世界の誰よりもその戦場の様子を詳細に分析しながら見ていた。


「パレードのためのお飾りかと思っていたが、なかなかやるな」


やがて1人が皮肉のような軽口を叩いた。


「部隊の連携がきちんとできている。中米最強の機甲部隊、というのも称号だけでは無かったということだろ」

「中米に他に機甲部隊なんていねーだろ」

「グアテマラとホンジュラスが一応・・・」

「どっちも骨董品の軽戦車じゃねぇか」


少なくとも、メキシコも含めて現在も一線級であるT-72の最新型に匹敵する機甲戦力を保有する国は存在しない。

反米的でロシアに近い政府なこともあり、当て馬にして敵の情報を得るにはこれほどちょうどいい国もないというわけである。


「T-72Bは正面でも抜いているようだな」

「逆にT-55は側面でも抜けてないぞ。集中砲火でボコボコにしてなんとかって感じだな」

「青いバリアのような障壁はT-55もT-72も問題なく抜いているようだが、何か効果があるのか?」


送られてくる映像を見ながら未知の兵器に関する分析を行う。

まぁ、分析というよりも、現段階では見て気付いたことを各々が述べているだけで、詳細な分析は後程分析官や技官が何度も映像を見返して行うのだが。


「しかし、敵ももう少し反撃してくれないと攻撃力がわからんぞ」

「敵の攻撃は短砲身だし、見る限り初速も遅そうだ。脅威ではないのでは?」

「よく見て見ろ、命中率がかなり高いぞ。T-55は何両か撃破されている」

「T-72の方は被撃破は無さそうだが、攻撃を受けていないのか無効化できているのか。その辺は後の分析待ちか」

「T-72と一緒にいるBMP-1の被撃破がないことを考えると、攻撃を受けてないんじゃないか?BMP-1の装甲なんざ7.62ミリでも抜けるからな」


とりあえず、その場で映像を見ている彼らの感想は、米陸軍主力戦車(M1A2)なら正面戦闘でも圧倒できそう。というものだった。


「あ、バリアが攻撃を防いだ」

「なに?」

「左から4両目がバリアで対戦車ミサイルを止めた、というか起爆させた」

「アクティブ防御システムのようなものなのか?」

「スラットアーマーのようなものかもしれない。だから徹甲弾には効果が無いんだ」

「現地調査ができればいいが、さすがに厳しいか」


とにかく未知の兵器や新しい兵器に関する情報は貪欲に収集するのが米軍である。

そもそも米軍が世界最強と言われる由縁は、その情報収集能力と研究開発能力によるところが大きい。


戦場の趨勢は決しつつあった。

奇襲に成功したニカラグア軍の一方的な蹂躙である。

もっとも、画面を見つめる軍人の顔は一様に厳しい。

この勝利が戦局には寄与しないと思っているが故である。そもそも、皆このままこの戦場でも勝てるとは思っていなかった。


「E-3が接近する航空機を探知。IFF応答なし」


室内にああーという落胆するような声が響く。


「SAMと対空機関砲(AA)でどこまでもつか」

「基本的には旋回能力の高い第一世代ジェット戦闘機と言う程度の性能じゃないのか?SAMだけで意外といいとこいくんじゃ?」

「だが、あのバリアを航空機も持ってれば厄介だぞ」


やがて地球の感覚から見ると不格好な航空機が戦場に接近する。


「ビア樽みたいだな」


ずんぐりむっくりな胴体はSAABのJ29を思い起こさせたが、さらにデブで羽根は申し訳程度である。


「航空力学では有り得ないから魔法的な何かで飛んでんのかね?」


まったく理解できないという顔をしてみているが、同時に「鹵獲してぇ」と顔に書いてあった。


ここでも先手をとったのはニカラグア軍だった。

SA-8の捜索レーダーで接近を捉えていたのだろう。

向かってきた8機の敵に対し、16発の対空ミサイルが発射される。


「さて、どうなる」


皆が固唾を飲んで推移を見守る。


「3機撃墜」


オペレーターの無機質な声が室内に響く。


「バリアが発動してたな」

「墜ちたのは2発命中した機体だな」

「いや、2発ともバリアで防いだのもいたぞ。命中の時間差が短いと2発目を防げずに本体に命中した感じだ」


がやがやとまた賑やかになる。


「不明機攻撃」


なにやら青白く光る光弾を連続で発射している。


「ロケット弾みたいだな」


誰かがぼそりと呟いた言葉だが、まさにそんな感じに連続射出された光弾は着弾すると、爆発を巻き起こす。


「威力もハイドラ70と同程度か?」

「爆発の規模はそんな感じだな」

「とはいえ、装弾数は多そうだぞ」


高威力の攻撃を機関砲のようにばら撒く航空機に驚きの声があがる。


「敵の火力を侮るのはまずそうだな」


厄介そうな相手だと大多数が顔をしかめている。


対空機関砲(シルカ)が2機撃墜」

「バリアが発動してはいたが効果が無さそうだったな」

「マルチヒットに弱いのか?」

「いや、あれが歩行戦車の装備しているものと同じと仮定するなら弾速が一定以上のものには効果がないんじゃないか?」

「だすると機関砲が有効ってことになるが、対空機関砲なんてないぞ?」


基本的に空軍のエアカバーがあることが前提の米陸軍の装備は対空装備が欠けている。

なんせ携帯SAMを車載化したアベンジャーか、弾道ミサイル防衛にも対応するパトリオットの二択である。


「従来通りエアカバーを密にするしかあるまい」

「だが、対空ミサイル2発を時間差僅少で命中させるか、さもなくば機関砲で攻撃なんて、大丈夫か?」


ここまでの敵の戦闘を見ている限り、有視界戦闘が基本で、離れて戦場を監視しているE-3やE-8、高高度から見下ろしているF-35やU-2に気付いた様子はない。

ならば視界外戦闘という圧倒的アドバンテージを捨てて機関砲で交戦などというのは空軍も避けたい。


「いずれにせよ、あとは上がメキシコを説得できるかどうかにかかっている。個人的には、テキサスやカリフォルニアで敵とやり合うなんていうのは考えたくないな」

「メキシコシティが落ちれば自由にできるだろ」

「滅多なことは言うなよ」


敵の展開速度を考えれば、米軍上層部は、現段階でメキシコがアメリカに救援を要請すればメキシコシティ防衛を前提に動けると踏んでいた。


「いずれにせよ、勇敢に戦い、我々に貴重な情報を提供してくれたニカラグアの兵士たちに敬意を捧げようじゃないか」


そう言って彼が見上げたE-3からのレーダー情報には、増援として接近する12機の国籍不明機が表示されていた。

しばらく出かけるので、次の更新まで少し間が開きます。

早ければ20日、遅くとも22日が次回更新になります。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ