AI創作は三人称一元視点がお勧めという仮説の元作品を作ってみた
AI作品が特に丸投げされたものについて、多くの読み専の傾向が強い方の、嫌な理由をそれなりに読みました(他の方のエッセイの感想などにたくさん並ぶ並ぶ)
それを超要約をすると、簡単に言えばAI作品は気持ち悪い。
これである。
これは決して主観などではなく、当然の感情であり、1人の言いがかりではなく
大勢が表現を変えて同じ主張をするというのは、それに妥当性がかなりあるということであり、正しい。
ということで、私は確定AI作家であろう人の有名な3人組のポイント上位作品の人称だけをチェックしたら、全部一人称では無いか!
そらそうよ、AIに一人称を書かせれば気持ち悪いものになることは、中の仕組みをある程度知っていれば当然予測が付く!
一応人よりは私もAIの仕組みに詳しいんでね!
ということで私は1つの仮説を考えた。
三人称一元視点ならどうだろうと。
そもそも三人称一元視点というのは、
1、三人称神視点は難易度が高すぎてお勧めできない
2、しかし一人称だと力量が無いか人格が腐った作家が書けば書くほど、気持ち悪いものになる。
この両方の問題点を解消して、一人称のくさみを消しつつ、三人称神視点みたいな無理難題にはならないという妥協案である。
AIも
三人称神視点を書くほどの力は当然無い(現在どころか未来もきっと難しいと思う、特に長編は)
一人称だと読者にすでに気持ち悪いと言われている
ならば三人称一元視点で書けば、まだマシなものになるのでは?
そういう仮説の元に、私はClaude haiku4.5に
Claude自身に吐かせたこのプロンプト(指示書)
ここからプロンプト↓↓
あなたは異世界恋愛短編を執筆してください。以下の指定に従ってください:
【視点と形式】
- 三人称一元視点で統一してください
- ヒロインを主人公として、その視点からのみ世界を描写してください
- ヒロインの内面は「感情を直接述べず」、その人物が見た風景・他者の表情・心臓の鼓動など身体感覚から暗示してください
【情緒性】
- ヒロインの恋愛感情の変化を「直接的な心理描写」ではなく「環境と身体反応」で表現してください
- 例:「彼を好きになった」ではなく「彼が近づくと、空気が違って見えた。指先が冷たくなった」
【設定】
- 異世界ファンタジー設定
- ヒロインは現地民(その世界に元々住んでいる女性キャラ)
- 王子・騎士・魔法使いなど、異世界恋愛の標準的な男性キャラとの恋愛
- 現代的で読者に受けやすい設定を心がけてください
【構成】
- 起承転結。「転」でヒロインの恋愛感情に大きな変化が生じる出来事を入れてください
- 短編なので2000〜3000字程度
【避けるべき表現】
- 「○○は彼を好きになった」「心がときめいた」などの直接的な感情表現
- ヒロイン以外の視点への切り替え
- 説明的な叙述
ここまで↑↑
これで小説を書かせたらこんな内容のものを吐き出した
タイトル 銀の庭園
ローラムの庭園は、この季節になると銀色に染まる。月光石と呼ばれる花が一斉に開き、夜の空気を淡く輝かせるのだ。ルイナはいつもこの時間に庭へ出た。
膝まである青い衣の裾を踏まないように階段を下りる。冷たい石の感覚が足の裏を通して伝わってくる。庭園の奥へ進むにつれ、銀色の輝きが濃くなり、周囲の音が遠ざかっていった。
「毎晩、同じ時刻に来るのだな」
ルイナの肩が震えた。振り返ると、高い塔の影からアレスが歩み出ていた。王妃の右腕——宮廷の魔導師。月白の髪が銀色の光に溶けている。
「驚かさないでください」口調は鋭かったが、ルイナの指先は微かに震えていた。
「申し訳ない。だが、君がここにいることを知らぬ者がいる。狩人の輩が領地を徘徊している」アレスは一歩近づいた。「危険だ」
ルイナは月光石に目を向けた。返事をするべき言葉が見つからない。アレスがいつもより近い。呼吸がしづらい。
「返事をしてくれないのか」
「……大丈夫です。ここは城の中ですから」声が自分のものではないように聞こえた。
アレスは沈黙のまま、庭園を見渡した。彼の横顔は月光石の光の中で輪郭がぼやけている。かつて彼は、この庭園で彼女の前で魔法を披露した。百本の銀色の火を空に舞わせた。その時、ルイナは息をするのを忘れていた。
「ここが好きなのか」アレスが言った。
「はい。世界が静かになります」
「そうか。では、今夜は私が付き添おう」
ルイナの心臓が、鈍く何度も音を立てた。返事をする勇気がない。代わりに、彼女は庭園の奥へ歩いた。石の上の足音が、やたらに大きく聞こえる。
アレスが後ろ姿を追ってくる。距離は変わらない。ルイナの袖口が、夜露で湿っていることに気付いた。いつから濡れていたのか。
庭園の最奥に、大きな月光石が一本だけ立っていた。樹齢は百年を超えるという。その枝の下に、二人は立った。
「奇麗だ」アレスが呟いた。花か、景色か、それとも何か別のものを見ているのか、ルイナには分からない。
彼女の胸の内側で、何かが形を変えた。アレスが庭園に来たのは、彼女を守るためだと気付いていた。だが同時に、別の何かも——彼女の名を呼ぶ理由も——理解していた。理解することが恐ろしかった。受け入れることは、失うことと同じだから。
「アレス」
「何か」
「……何もありません」
ルイナは月光石から目を離さなかった。銀色の輝きが、徐々に色を失い始めている。夜明けが近い。アレスは何も言わなかった。ただ、彼女の傍に立ったまま、同じ景色を見つめていた。
二人の間に、言葉以外の何かが満ちていた。それが何であるか、ルイナはまだ知りたくなかった。知れば、この夜は終わる。銀色の庭園も、彼も、失うのではないかと恐れた。だから、彼女は黙ったままだった。
夜明けまで、あと少し。
↑ここまで
この小説を仮に読んだ読者の方がいるとしたら感想で教えて欲しい
私は読み専の感覚はもう分からないので、これがいいかどうかも分からない(そもそも私は三人称一元視点すら素人である)
がAI創作にしてはマシなものになったのでは?と期待している。
きっと未来はAI作品は三人称一元視点 で段々長編になっていく こう言う流れになるのではないだろうか?
ってことで人間様作家は、一人称か三人称神視点か、またはもっと未知な視点で書いていくのがきっといい気がする。
だってAIと直接ぶつかりたくないし?量で勝てんもんw




