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天シキみくに思惟

作者: あまなす

休みの日なんだからさ

ポケットに、手、つっこんで

背中、丸めて歩くくらいなら

家で寝てたほうがいいんじゃないの

わざわざ、朝、早くっから

外、歩くこともないと思うんだけどね

すれ違った人に

こころの中でごちてみる


変化は突然だ


ときどき歩いて通った広場

自転車置き場になっていた

柵もはりめぐらされていて

もう、広場を通ることはできないなあ


変化は突然だ


東の空がだんだんと

オレンジ色に染まってくみたいな

グラデーションであらわれてはくれない


変化は突然だ


母校の小学校が

何やら工事をしていたのは知っていた

ほとんど一年ぶり

見てみたら

わたしの知らない

まったく違った学校になっていた


変化は突然だ

さみしさも突然だ


遠くに見える工場から

白い煙が上がっている

眠ってないんだよ

静かに主張しているようだった


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