きらめく夏に
アスファルト照らす光の束が
ふたりの方向にやってきて
手でかざしながら
キミが言ったね
いちばん乗りのプールは
静けさと反比例のざわめく夏の予感
新しい恋を始めたいとキミが言った
僕のココロの中も
おだやかな空気から一変、
ざわめく予感
キミはいつだって主人公
新しい恋を始めたなら
僕はその目撃者になってしまうのかな
それとも主人公と
ともに歩いてく者でいられるのかな
この夏の課題は
その先にある試験のためではなく
違った対策をとらないと
いけないかもね
キミは主人公のまま
これからも輝き
続けてゆく
僕もキミのまぶしさに思わず
手をかざすようなことは
しないで
キミをずっと見ていられるかな