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Final Rust Pantasy Story  作者: 龍尾翼
6/7

Turn06Tokio

「この○○野郎の××め!!

△△をテメエの**にでも突っ込んでろ!!」

オレは、呆れ返っていた。

何故ならば、これ程ベタなレッサーデーモン(低級悪魔)は久しぶりだからだ。


このところ大司祭様くそおやじに言われ出向いた先の仕事はかなり激務だった。

なにせオレ一人でどうにかなるものではなかった。

そのため、馴染の冒険屋を一人連れて、「不死狩り」へとでかけた。

反吐が出るほどの、人の貪欲さに触れかなり参っていた。


そんなオレの精神状態での中、このレッサーはあまりにもストレートだった。


「おい!!

クソ坊主!!!さっきから黙ってニヤニヤしやがって!

悔しかったら、何か言い返して見せ・・・!!」


俺はあまりにもうれしくて、つい緩んでしまった顔をさらに歪ませた。

その顔は、この程度の悪魔ならば、身を引くのに十分な悪人面だったのだろう。

奴がたじろいた瞬間を見逃さず、オレの右拳がうなりを上げた。


壁にたたきつけられた悪魔が、押し潰された蛙のような声を上げる。

「・・・テッテテ・・・ふざけんな!!この取憑いた娘がどう成っても良いのか・・・よ?」

このレッサーは、自分の身に起きた事が信じられずにいるようだ。


通常、拝み屋と言えば、魔方陣などで結界を備え、経を唱え長い時間を掛けて退治するもの、という定番があるがそんなまどろっこしい事はオレの性にあわん。

最も、オレもなりたくて司祭になった訳ではない。

ガキのころから喧嘩早かったオレに、大司祭様であるところのおやじが、オレに呪いを掛けた。

(司祭が呪と言うのも何だが、オレにはそうとしか思えん!)

そのおやじの掛けた呪が、

『彼の拳が人を傷つける事なかれ。悪しきモノを懲らしめる拳となれ!!』っだ。

おかげで、それ以来オレは『人を殴り倒す』ことがでこなくなった。


その代わりに、不死なる者たちやこういった悪魔など『普通の人間』には知覚できないモノを見つけて殴り倒すことができるようになった。


低級とは言え、悪魔に違いないこいつをオレは拳一つで彼女から引き剥がした。


憑きその魂を粋までしゃぶり尽くすはずの娘は、俺の腕の中で額に大粒の汗を流し苦痛の表情の彼女がいた。

「かわいそうにな、今まで一人でつらかったろうに、それもこれでおしまいだ。」

オレは素早く癒しの祈りを唱えた。彼女は苦痛が癒されたのか安堵の寝息を立てていた。


「かっ・・・かえせ!そいつはオレんっだ!!」


レッサーデーモンは、引きつった声を上げ、文字通り形相を変えて飛びかかってきた。


「はい!それ、ま~で~よっ!」


生死を分かつかもしれないこの一瞬に、場違いなリズムの声がした。

まるで軽く放り投げられた小石を小枝で打ち返すかのようなスイングをして


「ほ~む・らーん」


などと訳の分からない言葉を発しながら、再び壁と熱い抱擁を交わしているレッサーとは、見当違いな方向を眺めている。

「ちぇっ。ふぁ~る・・・。」


そこには、仲間の冒険屋『ばーかーさー』・・・じゃない『バーサーカー』のフージィがいた。

ここまで、過去にブログに載せた内容です。


この先を書くかは不明・・・



トキオ/AGE 17/人間/モンク/Lv 25

/STR18/INT18/PIE15/VIT17/AGI18/LUK18/AC-10/HP228

フージィ/AGE 14/人間/バーサーカー/Lv 25

/STR18/INT18/PIE18/VIT16/AGI18/LUK18/AC -9/HP240


注)作者メモの為、変更する事があります。

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