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Final Rust Pantasy Story  作者: 龍尾翼
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Turn05Homura

「まったく、師匠は仕事も片付かないうちにどこに行ってしまったんだ?!」

ため息をつきながら僕は、師匠のやりかけの仕事を処理していた。

とりあえず、動作中の実験器には手を触れず、まずは、机に騒然と並べられた試験管やランプなど使用済みの器具を洗いかたし始めた。

「まったく、あれほど使った機材は洗ってかたして下さいとお願いしたのに・・・」

僕は、誰に言うでもなくブツブツと不満を吐き出した。

一通り洗いものが終わると、今行っている作業の確認をするために、散らかった資料を拾い集め内容を確認しファイルへと戻していった。

「えぇっと、何々『次世代ホルムンクス”i-DOLL”の誕生と遺伝子について』・・・?わからん・・・」

実験器の中では、不定形の物体が何らかの液体の中に浮いていた。

それは、何か形を決めることができず試行錯誤を繰り返すアメーバのようにも見える。

僕はとりあえず、観察用のスケッチブックを開き現在の状態を写し取ることにした。

それから1時間ぐらいがったのだろうか。

来客を告げるチャイムが聞こえたのでスケッチを脇に置き玄関へと急いだ。


「忙しいところをすまないがタウラス殿は居られるか?」

そこには着物姿も凛々しい女剣士が立っていた。

「これはこれはシャオンさん。申し訳ありません、あいにく師匠は留守でして何かお急ぎのようですか?」

「ここ最近多く出現している『迷宮』について聞きたいことがあったのだが何か聞いていないか?」

僕は『迷宮』の言葉に何か嫌な予感が働いた。

「ああ『ローグの迷宮』ですね、あいにく現在の状況については・・・、うちも古い資料しかなくて・・・」

「それを見せてもらってもかまわないか?」

「ええ、どうぞ。では、あちらの部屋でお待ち下さい。」

僕は彼女を資料室のわきの書斎へ案内すると『ローグの迷宮』に関するファイルを取りに資料室へと・・・

入ったか入らないかの内に玄関の呼び鈴が鳴った。

めったに人の来ないこの建物に、1日に2人以上の来客など異例な来客数だ。

「まったっく、今日に限って来客が多いな・・・。」


シャオン/AGE 17/人間/ソードマスター/Lv 25

/STR20/INT17/PIE20/VIT20/AGI15/LUK16/AC-11/HP260

ホムラ/AGE 15/人間/マジックユーザー/Lv 24

/STR15/INT20/PIE20/VIT16/AGI18/LUK16/AC 2/HP 88


注)作者メモの為、変更する事があります。

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