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Final Rust Pantasy Story  作者: 龍尾翼
3/7

Turn03:Syaon

仄暗い中から聞こえるざわめきに目を覚ます。

格子の向こうからこちらを見据える好奇の色がうかがえる。

その格子の前に一人の男が立ち、ざわめきに声をかけた。

「さあ、お立会い。

ここに眠る憂いの美女。当方のお進めるする最後の見世物。

これまでご覧頂いた異形奇形とは訳が違う。

何が違うかは、見てのお楽しみ。

もちろん御代は、見てからで結構!

ごゆるりとご覧あれ!!」

男が檻のわきによけると、私に灯りが照らされる。

その中で私はゆっくりと焦らすように、教えられたとおりに一枚ずつ着ているものを脱いでいく。

好奇の視線の中に喉を鳴らす音が聞こえてくる。

すべてを脱ぎ捨て背を向けていた私は、視線のほうに向かって脚を広げていった。

ざわめきが一瞬静まり、大きなうねりとなって帰ってきた。

好奇の視線は、私の男でも女でもあり、男でも女でもないモノへと集中した。

その側で檻の前に立った男と他の客たちがひそひそと話をしている。

・・・今夜も・・好奇な色が闇にとけていく・・・。


「シャオン!あれ出口だよ!!」

その声に私の淀みが一瞬に晴れた。

時折襲い来る過去の記憶に沈みそうになる時、必ず彼女の声がする。

「よーし、今度こそ町に戻るゲートに違いない!」

ゲートの前に数匹のモンスターが待ち構えている。

牛のような頭と角を持ったそいつらは、巨大な斧を振り回しこちらへ向かってきた。

「メイファ!援護を頼む!」

私は腰の剣に手をかけ、抜刀の体制のまま走り抜ける。

「おまかせ♪」

言うと同時に、彼女の放った2本の矢が奴らの足に突き刺さる。

「覇!」

一瞬、奴らがひるんだそのスキを逃さず、一気に踏み込み一匹目をしとめる。


その後、残りの奴らを片付けるのに一分もかからなかっただろう。


運良くそれは最後のゲートだったようだ。直接、町に戻ることができた。

さらに運良く(?)、目の前にシナリオ屋のキッドが居た。

「・・・イッ!こ、これは、これはメイファにシャオンさん、お、お早いお帰りで・・・」


メイファ/AGE 13/人間/レンジャー/Lv 24

/STR18/INT18/PIE15/VIT18/AGI18/LUK18/AC 2/HP 76

シャオン/AGE 17/人間/ソードマスター/Lv 25

/STR20/INT17/PIE20/VIT20/AGI15/LUK16/AC-11/HP260

キッド/AGE 21/人間/スカウト/Lv 26

/STR18/INT18/PIE15/VIT18/AGI18/LUK18/AC -2/HP130


注)作者メモの為、変更する事があります。

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