VS子犬
子犬「グウウウッ」
どうしよう。どうやって倒しましょうか。
この犬、小型犬と同じくらいの大きさ。
子犬は唸っているが、正直に言って、全然怖くない。
可愛い。ちょっと凶悪な顔がそれがまたいいと思う。
まぁ敵である以上、殺しますとも。
子犬が跳んだ。
狙いは私の首。
予想していたのでかわせたけど。
かわされた子犬はまた首元に向かって跳ぶ。
……知能がないのかな。
一度かわされたら当たらないとか思わないのかな。
跳んで来た子犬をキャッチする。
子犬「グルルルルアアッ!」
そのままバタつくそれの首を折る。
さて、ステータス。
子犬を倒したのでレベルが上がっているでしょう。
『ステータス
種族幽霊
名前:なし
状態:普通
レベル3/6
体力8/8
魔力10/10
攻撃力5
防御力2
素早さ9
スキル
『風の刃』使用不可
耐性
神聖耐性
称号
【転生者】【知恵アル魔物】』
レベル3ですか、あと一体倒せばいいのですね。
しかし、運がよく敵にあったが、これからは自分で見つけなければいけない。
あーあ、めんどくさ。子犬が仲間呼んでくれたら良かったのに。
子犬1、子犬2「グウウウッ」
えっこんなことってあります?
いやー、嬉しいですね。子犬がたくさん。
…ではないけどそれでも進化できるくらいはありそうですね。
子犬が飛び掛かってくる。協調性なし、点でバラバラ。動きが手に取るようにわかる。
なので、子犬を楽に捕まえる事ができた。
この体凄いことに、透けていても物は掴めるんですよ。
…だからなんだよってことですけど。
わざわざ敵の目の前で隙を見せるなんでことはしませんよ。
なので、子犬を投げ飛ばす。
子犬1「ギャァァァァァァ」
ズドーンと音が鳴り響いた。子犬はどうやらそこら辺にあった岩にぶつかり絶命したらしい。
子犬2「グウウウッ!!」
怒ってるみたいです。ですが…
『戦闘中に冷静さを失ってはいけない。でしたっけ。』
まぁ、結局キャッチするので問題はないのですが。
子犬2「ウウヴアアアアァ」
さようなら。
ゴギッ。
さてとステータス。
『ステータス
種族幽霊
名前:なし
状態:普通
レベル6/6 進化可能
体力8/8
魔力10/10
攻撃力5
防御力2
素早さ9
スキル
『風の刃』使用不可
耐性
神聖耐性
称号
【転生者】【知恵アル魔物】』
進化か…案外楽にできるもんですね。