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チェリー Sec―9


チェリー Sec―9


 結子は、上高地1泊2日の添乗員としての下準備にやって来た。

主な目的は大河にその仕事内容を教えるのが今回の大きな任務だ。

時期も丁度良く、自分も少しぐらいは楽しんでやろう・・・、

気晴らしを兼ねて!


多くは大河に任せ、何かあったときのフォローに回るつもりでいる。

具体的なスケジュールも大河に作らせた。

今回の旅行企画は、既に出来ており最終チェックを兼ねて大河確認している。


1泊2日と言っても、その1泊は車中で、夜間に集合場所数箇所を巡り、

最終的に6台のバスで現地に向かうスケジュールが今回の上高地企画だ。

バス6台と言う事は、そのバス1台に添乗して、トイレ休憩、弁当の手配から、

休憩の度に人数チェックを行い、無事上高地へ行き無事帰ってくる事が大命だ。


夜中に経ち、首都高を抜け松本に早朝4時頃に到着、

そこからおよそ1時間余りで上高地に到着、朝食を各自に取って貰い、

朝食後6時頃に一度集合してもらい点呼を確認、

事前に数種類提案したスケジュールに基づき、

それぞれの趣味・脚力に応じてハイキング、それで自然に接してもらう。

午後3時半に集合、点呼を行い家路に帰るのが今度のツアー内容だ。


 最近の団体旅行は、ぞろぞろ、みんな同じの行動は、まず少ない。

行きと帰りの足を保証して各自自由に行動するのが人気だ。

 それなので、添乗員もそれに応じて、好きなコースを選択して自分も楽しむ。


さて今回のツアー、大河に初めからバスの前でツアー客を向かえ、

挨拶して乗車位置を、それぞれの客に教える。

 当然大河の見知った客もいる。

そんな時、多少の不安を憶える客も、そして大いに喜ぶ客もいる。


 そんな様子を結子は、一番後ろの席でしっかりと観察する。

近くに来た客に、それが結子とわかり安心する客も・・・・・・

 結子黙って頭を大きく下げると、その意味を知ったか傍に座り、

「そうなの・・・・・大河の添乗員試験!」

「お久しぶりです。 武田様」

「その節はわざわざお越しくださって、大変有り難うございました。」

 

 その女性とは結子の葬式以来で、大切なツアー客の一人である。

 「あれ・・・!? あなた戻ったの、こちらへ?」

「いいえ、ピンチヒッターですよ!」

 「そう・・・・彼、大河君は本日デビュー?」

「はい、お目付け役で!」

 「そうね! みんな同じ道を通るのね!」


 実は武田嬢、結子の添乗員デビューにも参加している、

大のお得意さんなのだ。

「はい! 私も思い出します!」

 「彼・・・・・人気あるから良いわね!」

「そう見たいですね、特に若い女性に!」

 「でも人気があり過ぎるのも大変ね!」


 どうやら、この武田嬢多くを知っているようだ。

後で客側の目でどう映るのかじっくり聞いてみよう・・・・・

 そこそこに、両方の事情を見聞きしている様だ。

大河と穂香の事も・・・・・

「それじゃ・・・よく観察して! 貴女がいて心強いわ!」

「はい! 優秀な添乗員育成に!」


 どうやら出発予定時間内に全員そろった様だ。

幸先は良いのだろう。

 大河マイク持つ手が少し震えているのだろう。

一番奥からもわかる。


 第一声だ!

「それでは、全員揃いましたし、予定時間になりました・・・・」

 「いいわよ! 大河!」

「大河ちゃん!  頑張って!」

女性客からの喚声だ。それも若い・・・うん! それ以外にも・・・・

やはり人気はある。


 茶々を跳ね除けるように・・・・大河続ける。

「本日皆様と同行させて頂きます、斉藤大河です!」

 「ヨウ・・・・新人! 頑張れ!」

「本日の予定は・・・・・現地から・・・・・、」

「で、首都高を抜け! 中央高速で一気に松本、そして一般道」

 「飯は!?」

「はい、朝食は用意したレストラン・・・・・、」

「もしくはコンビニで各自、・・・調達でして・・・・」

 「了解 了解!」


 - - - -   - - - - -

「それで・・・、本日はベテランの結子さん!」

「あっ、すいません、結城結子が同乗します!」

 ほう・・・と言う喚声の中、結子が後からワイヤレスマイクで・・・・

「はい! 結城結子です、本日皆様と同行させて頂きます!」

「斉藤は本日、添乗員デビューになります。皆様宜しくお願いします!」

 「へぇ・・・・デビュー! いいわね!」


「皆様どうか、無事この場所に・・・・・・」

「同じ形で明日夜、戻ってまいりましょう!」

 「了解!」

 それに続く様に大河も・・・

「皆様宜しくお願いします!」

 「わかった・・わよ!」

 「はぁ・・・い!」


 そして、拍手がパラパラ・・・・そして大きな拍手に!

その拍手を遮るように!

「では! 皆様 次の呼びかけはトイレ休憩です!」

 そして、バス内の明かりが最低の明るさに・・・・

暫しの休息がバスの中に・・・・・


-- 実は その上高地に行って参りました!

-- 最高でした! 緑色・・・・、琥珀色の水!

-- 青空、白い雲、澄んだ美味しい空気!

―― 全然雨に降られず! 

―- これは大変珍しいと、地元の人も、そして添乗員も!

-- 美味しい、美味しい湧き水!

--  心 体がリフレッシュ出来ました!


! ため置いたネタがありませんでした。

 で!2日間投稿お休みでした! 


CB&D・Cup  Cap-9 Fin    IKAROS




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