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チェリー Sec―49

チェリー Sec―49


CTは躯体へと移動、頚椎損傷、肋骨骨折・・・

ほぼ全身にダメージが・・・

心臓に・・・大動脈・・うん損傷はあるが破裂までは・・・

 とあるが・・・実は緊迫した事実があった。


見守る多くの医師は、脳の状態が安定した段階で、

新たな重要な局面に立ち向かう事態に、

それは、患者の大動脈周辺が、悲鳴を上げていた。


胸腹部大動脈の手術を余儀なくされる運命に・・・・、

新たな非常事態が発生した。

衝突した場所がまず頭部、それはメットが多くを吸収した!

次にうつ伏せに路面が・・・そこはアスファルトと土の境目だった。


それが幸か不幸か、内臓がその境界線に落ちたが、

心臓付近に比較的ソフトな衝撃で、目立った所見が見られなかったが、

それがじわじわと患者の心臓付近全般に・・・

主に動脈にダメージを与える結果になった。


じわじわと血圧の低下が進み、胸部から胸腹部大動脈の、

破裂寸前である事が判明して緊急手術をする事になった。

 その状況は、始めのCTでは確認出来なかった。

改めて、MRIで全身を再チェックした。


術式は後側方開胸で行い下行大動脈置換術。

腋窩動脈送血を基本術式として行った。

この際、仰臥位で送血用の人工血管を縫着し、

同時に大腿動静脈をテーピングしてから、その後体位を取り直し、

消毒を再度行ってから開胸手術を開始する方式を試みた。


この方式だと、体位変換等で約1時間手術時間が長くなるが、

安全・確実かつ清潔に送血路の縫着が可能であり、

それなりの成果を見た。

そして、症状は一時的に大きな改善を見た。

全体のバランスから言うとかなり厳しい状況が続いた。

 

脳外の医師は必死でフォローしている。

が、時には脳の状態が、そして時には心臓の状態が・・・・・

悲鳴を上げていて、外科医・循環医・脳外の先生は、

殆ど寝る時間さえも与えてもらえなかった。

結果として多くの医師達は救命出来ても、

その後の社会復帰率は厳しい状況だ。


 ここで、悟の出生の秘密を!


 季実子の母敏江は、季実子を出産するに当たって、

医師としてあらゆる方法を施行した。

 その当時において、敏江とその夫との間で妊娠は難しかった!

その為に、敏江はその夫の精子を冷凍保存していた。


 であるから季実子の誕生は、自然性交での誕生なのか・・・・

もしくは、何らかの人の手によって受精によって誕生したのか謎!

 その謎を季実子は敏江の残された記録から、

答えを見つけたのか・・・・それも謎!


 ひとつ言えることは、敏江の研究資料、機材に精子を、

保存しておく冷凍庫があった事は確認して、

今もある場所に保存してある。


 さらに・・・・これも謎だが、その精子を不妊で困った女性に、

精子提供したとか・・・・それも謎!

 それは本人しか知り得ぬ事・・・だ!


 季実子病院まで来て、直ぐに院長室へ向かった!

果たしてどんな目的が・・・・・

 未だに季実子の過去がベールに包まれているまま!

それ以上に季実子の母である、敏江の方が謎だらけだ!


 その一つを紐解いて、謎が・・・・

どうして、そんなに悟を必死で助けようと!

 それに、この病院の院長に対等に接せられるのかが謎!

仮説に基づく可能性は・・・・・

 それは・・・・・悟! 悟はその時に生まれた子供!?


 そして、前述した様に噂では、こんな話も・・・・・

敏江はある妊婦を引き受けた!

結果として、男児は救えたが、母体は救えなかった!

 その男児は身寄りがなく、結局施設に預けられた。


どうもその男児を敏江、そして季実子が、

足長おじさん的に援助した。

 その時の男児がどうやら・・・・・悟!

そんな噂が・・・・・・


 この説は悟の年齢から計算すると無理が・・・・

では・・・敏江が介在した男児は・・・・だれ?

 別の悟が存在するのか・・・・・


これからの大きな課題は、術後の合併症が多く、

周術期の集約的な管理に引き続いて、入院も長期化しやすいため、

早期のリハビリテーション、栄養管理を十分に行う必要が生じてくる。

総合病院の病診連携を深めて、転院・リハビリテーションへスムーズに、

移行出来るネットワークに頼らざるを得ない状況だ。


 その間ある医師も何度も足を運ぶが

当然ICUの外から見守るだけであった。

そして、外科医に何度と無く聞く

「どうだ・・・これからの見通しは・・・・?」

「馬鹿を言え・・・お前もそこから見ているだろ!」

 「すまん・・・それは・・・解っていたのだが・・・」


ICU室の計器類が、異常音を何度も鳴らしている!

「医者の言葉じゃ無いが・・・・!」

「彼の生きる気持ちが何よりだ!」

「どうだ、神にでも祈るか!?」

「・・・・・・・・医者が! ・・・・神に・・・・か!」

 川村も、結子も何故か偶然にもこの病院で、

事務長と話し合いを事務長室で話し合っていた。

 今後の事を・・・・・


CB&D・Cup  Cap-49 Fin    IKAROS


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