チェリー Sec―4
チェリー Sec―4
「どう・・・・あの二人!」
「はい! ・・・・何と言えば!?」
「でしょう! 私も次の言葉・・・・・無いのよ!」
「あれは・・・・穂香の教育・・・ですかね?」
「さぁ・・・・・・どうでしょう・・・・」
「はい、紅茶・・・入りました!」
穂香が大きめのお盆に、テーセット4人分を持って、
その後に大河が砂糖、ミルクを持ってやって来た。
「はい、ありがとう!」
「砂糖は大河君だけ?」
「はい!」
ちょっと大河に、けん制球を投げる・・・・季実子
それ以上は止めている。
どうやら女性陣は、糖分控えめでロイヤルミルクテーで、
男の大河は全然気にしておらず、甘いものが大好きと・・・・・
だが、肥ってはなくて、むしろ痩せている。
一体大河の体、どうなっているのやら・・・・
「でも・・・・、大河君スタイルいいわよね!」
と、ショートケーキを食べながら結子が軽くよいしょ(?)
「そうでしょう! 羨ましい!」
「私なんか、ダイエットずっとなんだから!」
答えたのは想像通り穂香だった。
すると、季実子が負けずに、
「大丈夫、貴方の糖分は全部そのバストに、吸収されるから・・・・」
「えっ・・・それで・・・・」
と、納得の大河の言葉を遮るように・・・・
「何言ってるの・・・・」
「・・・な・・・訳ないでしょう!」
そして、季実子に向かって、
「先生! そんな言・・・言ったら大河、信じちゃうでしょ!」
「止めてくださいよ!」
ここで、穂香が季実子の事を先生と言うが・・・・、
それは間違いでは無い!
事実少し前まで、医師として勤務しており、
実際に医師免許を持っている。
「あら・・・・赤ちゃんが出来て、授乳するようになったら、糖分は重要な要素よ!」
「えっ! えっ! 穂香、妊娠してるの?」
そこで、マジ顔で結子その話に乗る!
「もう・・・・結子さんたら! そんな事無いですよ!」
「・・・・・・・ん!」
あれ・・・・大河が変なリアクション!
「もう・・・ みんな!ひどい!」
「私・・・今、あれですから・・・・」
「そう!」
季実子、知っていてこのリアクション!
どうやら・・・・・二人の恋の進展具合をチェック・・・・か!
そして、大河のリアクションから・・・・大河、既にチェリー卒業・・・か!?
それを感づかれたのか・・・・・、それとも、今の攻撃にただ反撃か、
穂香の反応も読みにくい!
そして、大河の目線が穂香の大きな胸に・・・・・・
もしかすると・・・・・あの感触を思い出しているのか・・・
すかさず、結子の波状攻撃!
「大河君! 大きな胸、好きでしょう!」
「えぅ・・・・・・・はい!」
あれ・・・・意外と素直に反応している!
すると、破れかぶれか、穂香が
「そうよね! 女性は胸・・・大事よね!」
そう言って、結子、季実子の胸の辺りを見つめる。
その目線に結子は、負けそうになって目を伏せる。
「そうなんだ! 大河!」
「えっ・・・・何が!」
「だから・・・・大河君 穂香の事好きでしょ!」
ここで、少し前の彼の話はしない!
あとで確認してみようと、結子心の中でニンマリ!
散々穂香結子に、好き好きって・・・・ 悟がね、
逢いたいって、言っていたのは少し前まで・・・・のはず!
いつから大河とそんな関係に・・・・・
まず考えられるのは大河の目線が穂香の胸に・・・・
そして、確信して・・・・誘った!
その誘いに乗ったチェリーボーイの大河!
きっと大河は、穂香の大きな胸に触れて、
鼻血そして・・・・白濁液を・・・・・・・
その時、・・・・・大河は天にも昇る思いを!
そして、穂香の・・・・・・・
「どうしたの、結子さん!」
季実子が結子の想像を感じ取り・・・・
「いいえ・・・・ちょっと!」
否定が半端・・・・やっぱり結子、離婚騒動の余韻で、
旦那との・・・・・・夫婦関係修復は、遠いと言うか・・・・・・、
「そうよね!」
その間隙にやっと察知して穂香が・・・・
「やだわ! 結子さんも季実子さんも!」
「そんなんじゃ、無いです・・・から・・・・!」
「あら・・・・じゃぁどんな・・・・!」
流石に毎日二人のいちゃつきに切れ気味の季実子、
それを制すように結子が、
「先生! それ以上は!」
「そうね! そうね!・・・・・・」
「若い二人それも男女! 色々ありますよ!」
「そうね! 私は美味しいケーキで満足!」
「そうですよ!」
「はい! このケーキ美味しいです!」
少し、雰囲気を和らげる目的かそれとも自然に出たのか・・・
大河が話しに入る。
「あっ、大河君 もうひとつ食べる!」
「はい! 狙ってました!」
そう言って、大河残ったケーキを手元に引き寄せて嬉しそう!
CB&D・Cup Cap-4 Fin IKAROS