チェリー Sec-2
チェリー Sec―2
「そうよ!」
「それ以外に・・・私にストレス与える人・・・・いる!?」
「そう・・・ですね!・・・・・・・・ “あっ、火止めて下さい!”」
「あら・・・・ちゃんと主婦してるのね! かけ直す?」
「そうですね! お疲れでしょうから、シャワーでも浴びて・・・・下さいな!」
「そうね! 10分後で・・・・どう?」
「・・・・・・・・」
「わかった・・・・・・1時間後にまた電話する!」
「すいません、そうして頂けると・・・・」
「了解 なり!」
「はい・・・・・・うん!」
未亡人の女社長、山本季実子はシャワールームで、
皮膚の老化を気にしながらぶつぶつ呟いていた。
“あぁ・・・・まったく・・・・あの頃は平和だった!“
“まったく・・・・経営者は私でしょ!”
“・・・それなのに・・・・従業員に気を使いながら、なんて・・・・”
シャワールームで、シャワーを止めると、
携帯の着信が聞こえて来た!
“えっ・・・もう1時間過ぎた? かしら?”
季実子はバスタオルを巻いて居間にある携帯に手を伸ばす。
「すいません! 早すぎました?」
「大丈夫よ! ゆっくりシャワー浴びてたの!」
「そうですか!」
「季実子さんが羨ましいです!」
「えっ、何よ・・・そんなしんみりと!!」
「だって・・・・そんな長時間のんびりシャワー浴びれて・・・・」
「・・・・・・・そうか! 今までお母さんがしていた家事を、全部貴方が・・・・」
「そうです! 家事って・・・こんなに大変なんだって・・・」
「そう・・・・・なんだ!」
「そんな悩み忘れてしまったわ!」
「そうですよね! 季実子さんは自由ですよね!」
「あら・・・・それ! 嫌みかしら!?」
結子・・・・ 携帯のストラップを無常さにきつく握りしめて、
つい出てしまった今の言葉を和らげるつもりで・・・・
「スイマセン! そんなつもり・・・・全然ありません!」
「わかってる! 今の貴方が大変な事、大丈夫!」
「気にして無いわ!」
「有難うございます!」
「で・・・・あの若い二人そんなに・・・?」
「そう! そうなの!」
「別にひがんでなんか無いけど・・・・」
「・・・・・・気になる!?」
「そうね! あれはやり過ぎよ!」
「例えば・・・・・」
結子は、季実子のストレスを発散させる為に聞き役に徹する。
「うん! 少し暇になると・・・・お互い見つめ合って・・・・」
「それで・・・・」
「アイコンタクトしてる!」
「・・・そうなんですか!」
あれ・・・・そんな程度・・・・
それに! それを見ている季実子さんを想像して!
「それだけじゃ、無いわよ!」
「ほかに・・・例えば・・・・・」
「すぐ、大河の体に触れるのよ!」
「へぇ・・・・そうなんですか!」
「そうなの!」
「私がいた頃・・・そんな雰囲気無かった・・・」
「そうよ! でもその頃は女3人だけど・・・・」
そう、あの頃は男性が職場に・・・従業員としていなかった!
それに・・・・取引先の男性社員が来ても、
そんな雰囲気は無かった・・・・はずだと!
それより、穂香には彼がいたはず・・・・・・
「ねぇ・・・季実子さん! 穂香に・・・彼いたんですよね!」
「あぁ・・・・あの彼とは最近会って無いみたい!」
「そうなんですか!」
「きっと、乗り換えたのよ! 大河に!」
「えっ! そんな!」
そんな簡単に、別れる雰囲気無かったと・・・・・
少し前まで、彼の自慢話していたのに・・・・
今の若い娘、簡単にそうなっちゃうんだと・・・・・
「それにね・・・・・服装がどんどん派手になって!」
「へぇ・・・・・そうなんですか!」
「そうよ!」
「あの娘の自慢の、大きなバストを強調する服ばかり!」
「そうですね・・・・あの娘とっても胸大きくて!」
実は女3人で仕事していた頃、結子も季実子も乳房を、
下から持ち上げるようにして触っていたので、
穂香の胸の大きさは実感している。
本当に大きく重いバストなのだ!
その胸を強調する服を着れば、大方の男性陣が興味を惹かれるのは、
100%間違い無いと言えるだろう。
そして、結子も少し嫉妬心もあった・・・かも!?
何故なら結子の胸は、ごく普通のサイズより小さめのBカップなので・・・・
それにしても、どんな感じになっているか・・・・
近いうちに、暇を見つけて見に行こうかと、興味を示し始めた。
CB&D・Cup Cap-2 Fin IKAROS