出会い
どうもはじめまして。この度、初めて「小説家になろう」に投稿した、ペロキャン・スカーレットという者です。
このような恋愛小説を書いたことがなかったので、おかしな点などありましたら、教えて下さると嬉しいです。
桜が舞っている校庭、新入生で溢れる校門。その中で一際目立つ少女がいた。
彼女は容姿端麗で周りの注目を浴びながらもスタスタと校舎に歩いていった。そんな彼女の後をほかの新入生たちが付いて行く。
俺はそんな光景を見て思った。
(え?なにあの光景。あの美少女の後ろに他の人たちが金魚の糞みたいについて行ってたけど…)
俺はくだらないと思いながら、校門で配布されたクラス分けの用紙を見ながら、自分の教室へ向かった。だが俺は彼女の事が頭から離れなかった。
俺の教室となる1年D組には人だかりができていた。まさかと思いながら、人だかりをかき分けて教室へ入ると、あの美少女が居た。
彼女は周りの席の人と喋っていた。そんな姿も絵になるな、と思いながら、自分の座席を確認すると教卓の正面の列で、前から2番目だった。
俺は指定された自分の席に向かう途中で足が止まった。まさかの俺の左隣の席にはあの美少女が座っていた。
(ええ!?俺の席って本当にあそこかよ!?)
俺は心の中でそう叫びながら、もう1度自分の席を確認しに教卓へ引き返した。幾ら見返しても、俺はあの美少女の隣の席だった。俺は溜息を吐きそうなほど憂鬱な気分で席へ向かった。そんな気持ちの他にも楽しみな気持ちもあった。
俺は気持ちを抑えながら自分の席に座った。そうして、カバンの中から本を取り出し、読書を始めた。
読書を始めてから少しして、肩を誰かに叩かれているのに気づいた。誰かと思いながら、本から顔を上げて叩かれた方を見ると俺は驚いた。
そう、美少女が話しかけてきたのだ。
「ねえねえ、君の名前を教えてくれない?」
彼女は俺と自己紹介をしたいようだった。だが、俺はいきなりの事に驚き、焦ってしまっていた。
「え、え、えっと、俺…いや自分の名前は笹倉竜也です。」
焦ったことにより、敬語で彼女に自己紹介した。すごく恥ずかしい自己紹介だったが、彼女は嬉しそうに聴いていた。そして…
「笹倉竜也くん。うん…じゃあ笹倉くんって呼ぶね。私の名前は桜嶺遥香って言うの。隣の席同士よろしくね、笹倉くん。」
彼女は嬉しそうに笑顔でそう言った。俺はその笑顔に一目惚れしてしまった。桜嶺の笑顔が可愛すぎたせいだ。
(俺、これからどうなるんだろう。一目惚れって…)
チラッと横目で桜嶺を見るとほかのクラスの生徒にも自己紹介していた。
この度は私の小説を読んでくださりありがとうございます。
如何でしたでしょうか?
感想、アドバイスなどがありましたら、教えて下さると嬉しいです。