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街角挿話集  作者:
質問に答えてみた
18/29

インタビュー3.伊織&深雪

エムブロ様でいただいた『好きなCPに聞いてみようバトン(http://mblg.tv/btn/view?id=55210)』に答えたものです。

今回は『街を巡る手紙』コンビに答えて頂きました。


※都合により、本来のものに若干変更を加えている箇所があります。ご了承くださいませ。

Q1.自己紹介をしてください。

柊:「私の名前は柊伊織。職業は大学教授だ」


Q2.相手の紹介をしてください。ただしノロケは禁止。

柊:「彼女……芹澤深雪は、私の大学での教え子だ。まぁ大学では、ゼミ以外で接点というものはあまりないのだが。そもそも私と彼女が接点をもつようになったのは、まったくの偶然でね。簡単に言えば、私があることを研究するために海へと流した一通の手紙を彼女が見つけ、そこから文通が始まったんだ」


Q3.さあ、お待ちかね。惚気ろ。

柊:「ふむ……何から語ればよいのだろう。そうだねぇ……彼女は見た目の儚げな印象からは全く想像できないほどタフな子なんだ。踏まれても踏まれても復活する、まるで雑草……いや、言い方が悪いね。野花、とでもしようか。そんな風に強い心根を持っていてね。一回り以上年が離れているけれど、私のほうが勇気付けられることもしばしばあるんだよ。彼女の言葉には、何度も助けられた。……あぁ、そうそう。それとね、彼女はよく照れるんだが、それがまたとっても可愛らしいんだ。本人が聞いたら、憤慨されてしまいそうだけれど」


Q4.実は相手が聞いていました。

深雪:「伊織さん……よくもまぁ、私があの場にいないのをいいことに、好き勝手言ってくれましたね」

柊:「なんだ、聞いていたのか。そんなに顔を赤くして……可愛いねぇ」

深雪:「また、そういうことを言う……」

柊:「ほんの事実を述べただけではないか。私は何も悪くないよ。もし仮に善悪をつけるとするなら、君がそんなに可愛いのが悪い。そういう意味でも、私はむしろ善だといえよう」

深雪:「伊織さん!」

柊:「はっはっは」


    ◆◆◆


Q1.自己紹介をしてください。

深雪:「芹澤深雪と申します。花の……花の? よく分かりませんが、とりあえず女子大生やってます」


Q2.相手の紹介をしてください。ノロケは禁止。

深雪:「柊伊織さんは、私の通っている大学で教授をなさっている人です。周りからは変わり者だのなんだのと色々なことを言われているようですが、全くもってそのとおりです。悪い人ではないんですけど、もう少し身だしなみや言動に気を付けていただきたいと常々思いますね」


Q3.相手を自慢してください。

深雪:「自慢……ですか。彼は先ほどいらっしゃいましたが、ご覧の通りあんな人で、飄々としている分何を考えているのか分からないことも多いんですけど……やっぱり私よりもずっと年を重ねている分、思慮深いところも多くて。先生としてはもちろん、一人の人間としても尊敬できる人なんじゃないかなと思っています。ずるい所やだらしない所もありますけど、そういうのをひっくるめて彼だと思っていますし、そんな彼の全てを受け入れてあげたいと思う……なんていうか、ドキドキするだけの恋とは違う、穏やかでいて深い……壊さないで、一生大事にしていきたい。そんな気持ちをくれた、唯一の人です」


Q4.実は相手が聞いていました。

柊:「いや……なんだ。そんなことを正直に言われてしまうと、私も照れてしまうよ(ほんのり頬染めながら)」

深雪:「ちょっと伊織さん! いつもの通り飄々としててくださいよ!! 変に照れられると、こっちが恥ずかしくなるじゃないですか……(顔真っ赤)」

柊:「いや、そうなんだがね……(頬を掻きながら目逸らし)」

深雪:「……っ(そっぽ向き)」


    ◆◆◆


Q5.これからもこの関係を続けたいですか?

深雪:「まぁ……ぼちぼちと」

柊:「私たちのペースで、ゆっくりと穏やかに過ごしていけたらいいのではないかと思っている、かな?」

深雪:「とり急ぐ必要もないですね。私たちは私たちらしく」

柊:「ふむ。そんな感じだ」

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