表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

夢の変わり身(元未公開作品)

作者: 天川裕司
掲載日:2025/11/16

初めまして、天川裕司です。

ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。

また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。

どうぞよろしくお願い致します。

少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。

サクッと読める幻想小説です(^^♪

お暇な時にでもぜひどうぞ♬


【アメーバブログ】

https://blog.ameba.jp/ucs/top.do


【男山教会ホームページ】

https://otokoyamakyoukai.jimdofree.com/


【YouTube】(不思議のパルプンテ)

https://www.youtube.com/@user-vh3fk4nl7i/videos


【ノート】

https://note.com/unique_panda3782


【YouTubeドラマにつきまして】

無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、

お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです(BGMのみ)。

基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。

創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪

出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬

でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、

どうぞよろしくお願いします(^^♪




タイトル:(仮)夢の変わり身



▼登場人物

和気実わけみユリコ:女性。29歳。キャリアウーマン。根っからの浮気性。

和気実隆史わけみ たかし:男性。30歳。真面目。在宅ワークもしている。

●アキラやコウジや野尻:みんな男。ユリコの浮気相手。

豆石まめいしルコ:女性。20代。ユリコの理性と欲望から生まれた生霊。


▼場所設定

●ユリコの自宅:都内にある一般的な戸建てのイメージで。

●Avatar:お洒落なカクテルバー。ルコの行きつけ。


▼アイテム

●Dream Alter Ego:ルコがユリコに勧める特別な錠剤。これを飲んで良心の声を無視するととんでもない目に遭う。


NAは和気実ユリコでよろしくお願い致します。



イントロ〜


あなたはこれまでに、1度でも浮気をした事がありますか?

また、浮気をされた事はあるでしょうか?

どちらにしても嫌な事ですよね。できれば経験したくない。

でも、そんな嫌な事がどうしても起きてしまうのが人間の世界。

浮気をしたほうもされたほうもどちらにとっても悲惨なもの。

今回は、その悲惨が不思議な形で降りかかってきた

ある女性にまつわるエピソード。



メインシナリオ〜


ト書き〈街中〉


ユリコ「じゃあね〜バ〜イ♪」


私の名前は和気実ユリコ。

今年、29歳になるキャリアウーマン。


私はもう結婚していて今は共働きの生活。

夫の隆史はとても真面目な人で、

会社で働きながら家では在宅ワークまでして

うちの家計をちゃんと支えていてくれる。


お陰で私も生活がラク。

まぁラクついでにちょっと自分の趣味なんかも楽しんじゃって、

今日も1人の男性と出会い、ちょうど別れたところ。


そう、私の趣味は誰にも言えない浮気だったのだ。


ト書き〈自宅〉


ユリコ「ただいま〜」


隆史「おっ、お帰り〜♪今日は早かったんだね」


ユリコ「うん♪仕事早く片付いちゃって♪なに?今日も在宅ワークで原稿書き?」


隆史「ん、ああ。今ちょうど新しいクライアントのところで恋愛小説書いてるところだ」


ユリコ「へぇ〜、あんたに恋愛小説なんて書けるんだ」


隆史「おいおい馬鹿にすんなよwこう見えても昔からこんな話を作るのは上手かったんだぞ?」


ユリコ「へぇ〜、初耳」


そう、隆史は在宅ワークでライティングの仕事をしていて、

自分の趣味の小説書きをずっとやっていた。

まるで楽しんでそれをしているようだ。


そんな彼を見てると…


ユリコ「(ごめんね隆史)」


って気持ちになっちゃう。

でもすぐ欲望に負けてしまい、私は浮気を繰り返す。


隆史も趣味で仕事をしてるんだから、

私も趣味に生きたってイイわよね…

そんな無茶苦茶な事を自分に言い聞かせ、

自分のしている事を正当化した。


ト書き〈カクテルバー〉


そんなある日の事。


ユリコ「なぁに?私の誘いを断るってわけ?」


珍しく私から誘ったのに、断ってくる男が居た。

まぁ街中で引っ掛けた真面目そうな男だったから

こうなるのも想定内だったけど。

でも、こんな形でフラれたりするとやっぱりムカつく。


ユリコ「ちっ!しょうがないなぁ!今日はちょっとどっか飲みに行こうかな」


って気になり、私はいつもの飲み屋街へ。

そうして歩いていると…


ユリコ「ん、こんな店あったんだ?」


全く見かけないバーがある。

名前は『Avatar』。


ユリコ「ふぅん。まぁイイや、入ってみよ」


中は結構落ち着いていて、

私はカウンターで1人飲む事にした。

それから暫くすると…


ルコ「フフ、こんばんは♪お1人かしら?もしよければご一緒しません?」


と1人の女性が声をかけてきた。

見ると結構キレイな人で、名前を豆石ルコさんと言った。


都内で恋愛ヒーラーの仕事をしていたようで、

どこか上品ながら落ち着いた感じがある人だった。


別に断る理由もないので私は隣の席をあけ彼女を迎えた。

それから改めて軽く自己紹介し合い、

喋ってる内に悩み相談のような形になった。


ルコ「浮気?」


ユリコ「え、ええ。私どうしてもその癖を治せないんですよ。夫には本当に悪いなぁなんて思いながら…」


私は今のどうしようもない自分の悩みを話した。

密かに治そうとは思っていた。でも治せない。

この繰り返しで今まで来て、

何となく罪の意識に駆られ始めていたのだろう。


遅いかもしれないけど、でも何とかしたかった。


ルコ「そうですか。まぁ欲望と言うのは男女共に、自分ではなかなかどうしようもないもの。解決が見えない事も多いものです。良いでしょう。ここでお会いできたのも何かのご縁。私が手助け致しましょうか」


そう言って彼女は持っていたバッグから1粒の小さな錠剤を取り出し、

それを私に勧めてこう言った。


ルコ「それは『Dream Alter Ego』と言う特別な錠剤でして、それを飲めば理性が活性化され、おそらく今のあなたにも効き目があると思います」


ユリコ「は?」


ルコ「まぁ騙されたと思って試して下さい。騙しませんけど。ただし、1つだけ注意しておいてほしい事があります。それを飲んだ後、あなたの心の中には必ず良心の声が聞こえてくるでしょう。その声に従い、あなたはもう無茶ぶりをしない事。本気で治したいならそれを守って下さい」


何を言ってるのかよく解らなかったが、

つまりそれを飲めば私の浮気癖が治ると言う事?


当然、にわかには信じられないし自信もない。


でもやっぱり彼女は少し不思議な人。

初めに会った時から思っていたが、

彼女にはどこか懐かしさがあり、

「昔いちど会った事のある人?」

そんな印象が漂う上で心が何となく解放され柔軟になり、

つい彼女の言う事なら信じてしまう。


私はその場で錠剤を受け取り、それを一気に飲んでいた。


ト書き〈数日後〉


ユリコ「じゃあ行ってきま〜す」


隆史「ああ、行ってらっしゃい」


いつもと変わらない毎日の朝。


ユリコ「…なんだろう。なんか凄く幸せを感じる…」


愛する夫がいつも家に居て、私が帰るのを待って居てくれる。

それに私の事をずっと愛してくれて居る。

こう思うだけで心の底から感謝でき、

「夫以外の人は愛さない」その気持ちが次第に高まってくる。


あの薬のせいなのだろうか?その効果なのか?


私は何となく嬉しくなった。

これで本当に浮気癖が治り、夫だけを愛して行ける…

そう思っていたのだ。


ト書き〈トラブル〉


でもそれからまた数ヶ月が経った時…


ユリコ「ああ…やっぱりダメ!」


また体がほてってしまい、私は欲望の虜になってしまった。

夫をあれだけ愛していたのに、それが出来たのに。

こんな当たり前の事すら出来なくなった自分が

その時ほど醜いと思った事は無い。

でも、やっぱり無理だ。


(電話する)


ユリコ「あ!アキラ!?ねえ今日会えない?私どうしても寂しくなっちゃったのよぉ」


得意の猫なで声で、また以前に知り合った男に電話をかけた。

彼はすぐ会ってくれると言い、私は彼の元へ急ごうとした。


でも彼だけでは物足りず、また彼と会った後にも

私を慰めてくれる人に電話した。

そうしてその日、3人の男に電話をかけた私。

これまでのストイックな生活の反動だったのか。


そして私を慰めてくれる1人目の男・アキラの元へ行こうとした時…


心の声「ダメよ!そんな事しちゃダメ!」


ユリコ「えっ?」


はっきりそう聞こえた。

心の中の声。


もしかしてこれが良心の声…?


そう思ったがやっぱり我慢できず足は自然と彼のほうへ。


ト書き〈オチ〉


そしてその日、結局、4人とまた関係を持った私は

それなりの満足を抱えて帰路につく。


ユリコ「ふぅ♪やっぱり私にはコレがなくちゃね…」


そして人目を隠れるように路地裏を歩いていた時…


ルコ「こんばんは、ユリコさん」


ユリコ「ひえっ…!」


驚いた。

全く人通りがなくその気配すらしなかったのに、

私の背後にいきなり現れたルコさん。


ユリコ「ル…ルコさん!?」


ルコ「あれだけ言ったのに、あなた約束を破りましたね?私の言葉を軽く聞いて良心の声すら無視して、家では愛する旦那さんがちゃんと待って居てくれるのに、あなたはその彼の愛すら踏みにじり、自分達の幸せを自ら壊した。この事の罪は大きいと思いません?」


ユリコ「え…?い、いや、あの…」


ルコ「もう遅いです。あなたにはたった今から責任を取って貰いましょう。そんなに沢山の人と浮気して、そうして浮気をする自分が彼らの夢だと思ってるんなら、文字通り、あなたはその夢になれば良い」


そう言ってルコが指をパチンと鳴らした瞬間、私の意識は飛んだ。


ト書き〈夢の中だけで現れる〉


(アキラの夢)


ユリコ「はぁ〜いアキラ♪今日も一杯楽しませてね〜」


アキラ「へへっもちろんだよ」


(コウジの夢)


ユリコ「はぁ〜いコウジ♪今日も私を一杯楽しませてね〜」


コウジ「ガハハw今日は寝かさねぇぞぉ」


(浮気相手・野尻の家の前に立ちながら)


ルコ「今日は野尻さんの夢の中に現れて、その欲望を満たし続けているのね、ユリコは。私はユリコの理性と欲望から生まれた生霊。その理性のほうの夢だけを叶えようとしたけれど、欲望のほうが勝っちゃった」


ルコ「私があの時あげた錠剤『Dream Alter Ego』はその名の通り、夢の中で分身させるお薬だったの。それは副作用として現れ、良心の声に聞き従わなかった人にだけ訪れる不思議な効果」


ルコ「もうユリコは浮気相手の夢の中から逃れられない。そこから出る事はなく、一生、その浮気相手の夢として生きて行く。ざっと見積もって、その浮気相手は10人を超えて居たかな?その10人の夢の中を行ったり来たりして、永遠に欲望を満たし続けなさいな」


少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。

サクッと読める幻想小説です(^^♪

お暇な時にでもぜひどうぞ♬

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ