表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
25/30

25. 愛機リードン

 中空に浮かぶ無防備のギーガ。

 ラモンの放ったヘルズ・ボムが一直線にギーガを狙った。


「ラモンさま……」

「さらばだギーガ!」


 ヘルズ・ボムの紅炎がギーガを包み、重力子で圧潰する寸前、緑の閃光が空間を切り裂いた。


「何?!」


 閃光を目で追うラモン。

 上空から眩く現れたのはゼロウだった。


「ギーガ!」


 火の玉が飛び散り、地表に落下したギーガは顔を上げ、呼びかけに反応する。


「ゼ、ゼロウ!」


 ゼロウは舞い降り、ギーガに手を差し伸べながら答える。


「大丈夫? ひどくやられたね」


「……お、おまえ、どうやって」


「リードンさ。彼もやって来た。あんたを追ってね。シープスはデカすぎて()()()には入れなくて来れなかったようだけど」


 急降下してくるリードン。ギーガの肩に頬を寄せ、いたわった。


「ギーガ。会えてよかった」

「リードン、無事でよかった」

「シープスに緊急用の燃料電池をいくつか持たされた。応急処置だが、それでゼロウは復活したんだ」

「そ、そうか」

「消耗したキミのものも交換しよう」



挿絵(By みてみん)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
 シリーズを通して統一された独特な世界観。そっして血の通った美麗なイラスト、毎回更新を楽しみにしています。  少し気になったのですが、やはりターツン、ラモンといった敵キャラたちはギーガより体格が大きい…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ