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22. 再びダーツン

 放電で跳ねのけたはずのヘビンは見つからなかった。岩場の影にも草むらにも。

 ギーガは全方位デテクターを作動させ、カラクリアンの存在を調べた。

 ラモンが呼び寄せた〝同志〟がたしかに各地に点在している。

 彼らはラモンに従うのか。オルガが新たに創るこの世界を壊すために動くのか――。



 突如襲いかかる光弾。

 ギーガはそれをかわして向き直る。

 予想通り先ほど戦ったダーツンだった。


「捜したぞギーガ! 俺の敵!」

「やめようダーツン。こんな戦い」

「俺は力を試したいんだよ。おまえのような新型はただでさえ疑わしいし、もしもおまえがラモンさまに取って変わるようであれば、俺の行き場がないからな。とにかくおまえが邪魔なのだ!」

「……愚かしい」

「くっ、ぬかせ!」


 浮遊し高速でギーガに切りかかるダーツン。

 ギーガは腕のボルティンディスクで防御、隙をついて頭部からヘッドフラッシュ(目眩し)を浴びせる。

 すべての剣撃を退けた後、ギーガはトドメの必殺グラビトン・ボムを身体から放射した。

 その青い光球に包まれると身も心も制御不能となり、球の中でいずれ消滅する。



「うわぁーー!!」

「ダーツン。おまえもかなり弱っている。もうやめるんだ」

「く……くぅ……まだ……まだ」

「あがくな。本当に粉微塵になるぞ」



挿絵(By みてみん)

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